FIGC医療委員会のサリーニ教授「14日間の隔離処置の規定を変えることも…」
2020/06/03
tuttocalciocampano.it
「ウイルスの感染は減少傾向にある」
新型コロナウイルスの影響によりシーズンをストップしていたイタリアだが、今月中旬から再開の方向で準備が進められている。
しかし、FIGCの医療委員会のメンバーであるヴィンチェンツォ・サリーニ教授は、今後の状況によってシーズン終了の可能性も残されていることを強調しつつも、ポジティブな見解を示した。
同教授のコメントをイタリアメディア『Rai Sport』が2日に報じている。
「複数のチームで感染者が出れば、もちろんシーズンを辞めなければならないし、それが1チームだろうと可能性はあり得る」
「とはいえ、ウイルスの感染は減少傾向にあるし、なぜかウイルスが弱体化していることを示す結果も出ている」
ミラノのサン・ラファエーレ病院の部長もつとめる同氏は、「なぜ弱体化しているかわからない。熱によるものなのか、ウイルスが異変を起こしているのか」
「いずれにしても実際にいまは、我々の病院の集中治療室に患者はいない」とウイルスが衰退していることを述べた。