UEFA、今季のみCLを週末開催も視野! EURO延期に伴い収益倍増を画策か
2020/03/19
UEFA.com
延期に伴う“被害”は少なくとも数百億円超えに
新型コロナウイルスの影響でEURO(欧州選手権)2020の開催が1年後の2021年に延期になったのは周知のとおりだ。
この決定により、欧州各国フットボール連盟はウイルスの驚異が収束に向かえば、自国のリーグ戦を再開するとみられている。
UEFA(欧州フットボール連盟)主催のチャンピオンズリーグ(CL)、そしてヨーロッパリーグ(EL)も再開される見通しだ。
だが、今シーズンに限りミッドウィーク開催ではなくなる可能性も出てきた。イタリア紙『TUTTO SPORT』は現地時間18日、その詳細を報じた。
同紙は「UEFAはEURO開催の延期に伴い、CLとELを今シーズンのみ週末に開催する可能性がある」
「大会延期に伴う“被害”は少なくとも数百億円超えが予想され、よりファンが集まりやすい週末に開催し、チケットの値上げもあり得るだろう」と予想する。
しかし「セリエAのみならず、各国のフットボール連盟はこの案に抗議をするはずだ」と主張。
「ファンが集まりやすい週末は、UEFA主催大会に参加しないクラブにとって大きな収益を見込めるからだ」
「この案件は、どのフットボール連盟にとっても承服しかねるものになるだろう」と結論を下した。
今回の大会延期にかかる被害額は、各国フットボール連盟が一部を補填する報道もなされているが、最終的な決着はまだ下されていない。
UEFAには、全世界のフットボールファンが納得する決断を期待したい。
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