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4月25日の再開を望むが

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を受け、UEFA（欧州サッカー連盟）は現地時間17日、今年の6月から7月にかけて予定されていたEURO2020を来年に延期することを発表した。

この決定に伴い、欧州主要リーグには今季の全日程を終えるための扉が開かれている。

イタリア紙『Corriere dello Sport』は18日、カンピオナートについて、現時点での予想と現在「案」として上がっている日程を公表した。

同紙はまず、レガ・カルチョの首脳陣が4月25日の再開を望んでいることを挙げる。その理由は、イタリアの祝日である「解放記念日｣に合わせたいという望みがあるようだ。

また現実的な案として有力視されている日程は3候補。

5月2日に再会し、6月下旬に終了か、または5月の2週目か3週目に再開し、7月までかけて日程を終えるものだ。

さらにUEFAでは、ヨーロッパリーグ決勝を6月24日、チャンピオンズリーグ決勝を同27日に設定しており、そこに向けたスケジュール調整が行われている。

それでも、コロナウイルス収束の目処が立っていない以上、今後も細かい日程変更があるだろう。

現在、UEFA、各国リーグ、ECA（欧州クラブ協会）、選手で構成された委員会が設置され、今後の調整を行っていく模様だ。今後の動きに注目したい。