伝統の一戦“トリノ・ダービー”はユベントスに軍配! 敵地で勝ち点「3」を奪取
前半はトリノの組織された守備に苦しむが…
セリエA第11節・トリノ戦が現地時間2日にスタディオ・オリンピコ・グランデ・トリノで開催され、アウェイのユベントスが0−1で勝利した。
伝統の一戦となるこの“デルビー・デッラ・モーレ”では、前節を欠場したMFミラレム・ピアニッチの他、SBマッティア・デ・シリオが久方ぶりに先発に名を連ねている。
また、マウリツィオ・サッリ監督は引きつづき「4-3-1-2」システムを採用。FWクリスティアーノ・ロナウドとFWパウロ・ディバラが前線でコンビを組み、トップ下にはMFフェデリコ・ベルナルデスキを配してこの一戦に臨んだ。
試合はゆっくりとボールを回して相手の出方を伺うビアンコネーリに対し、トリノは前線からプレスをかけて得点のチャンスを狙う。
最初にチャンスをつかんだのはトリノ。8分にユベントス陣内からボールがこぼれると、WBオラ・アイナが落としてFWシモーネ・ヴェルディがそのままシュート。しかしこれは枠の外へ。
反撃に出るビアンコネーリは9分、SBファン・クアドラードのパスを受けたディバラが左足を一閃。抑えの効いた可能性を感じさせるシュートだったが、相手DFに当たりボールはラインを割ってしまう。
トリノの整備された守備に手を焼くユベントスだが19分、敵陣右サイド深くでボールを受けたMFロドリゴ・ベンタンクールがエリア内へクロスを送る。
これをC・ロナウドが頭で合わせるが、わずかにボールは枠の外へ。
27分、ふたたび背番号「7」がトリノゴールに襲いかかる。中盤でボールを受けたピアニッチが右サイドへ流れたこのポルトガル代表へ精度の高いロングボールを供給。
これをC・ロナウドが胸で落としてそのまま右足を振り抜く。しかし、これは惜しくも得点には至らない。
立てつづけに攻めたてるユベントス。今度は“宝石”が輝きを放つ。
右サイドでボールを持ったディバラが斜めに切り込んで仕掛ける。細かいステップで間合いを作り、得意の左足で抑えの効いたシュートを放つ。
だがこれは相手GKのセーブに阻まれボールはエリアの外へ弾き出されてしまう。
36分、トリノのエースFWアンドレア・ベロッティの仕掛けでデ・シリオが振り切られるとボールはエリア中央へ。これをMFソアリオ・メイテがダイレクトで狙うが、これはネットを揺らすには至らない。
絶好のチャンスが訪れたのは45分。セットプレーの展開からボールは左サイドのC・ロナウドへ。
このポルトガル代表は左足でそのままシュートを狙い、こぼれたところをデ・リフトがさらに詰める。しかしこれを相手GKが辛うじて指先で弾き出し、先制には至らなかった。
その後もゴールを狙うユベントスだったが前半はそのまま終了。勝負は後半へと持ち越される。
コメント
デリフト初ゴール!なんかやってくれると思ってた!
相変わらずなぜかハンド多い特性どうにかしてほしいですけどね笑
ディバラトップ下で使っちゃダメなんかな。イグアインロナウドの後ろにディバラってちょっとやってみてほしいけど、ディバラじゃ相手の中盤に対して守備的な強度が足りないってことなんかな。