「本職SBゼロ」のユベントス、ホームでSPALを下し3連勝! CLへ弾みをつける
積極的にボールを動かし主導権を握る
セリエA第6節SPAL戦が現地時間28日、ホームのアリアンツ・スタジアムで行われ、ユベントスが2-0で勝利を収めた。
この試合、「本職のSB不在」という難題を抱えたまま臨むマウリツィオ・サッリは左サイドバックにMFブレーズ・マテュイディを、右サイドバックにWGファン・クアドラードを据えて勝利を目指す。
また、前線では今節からチームに復帰したFWクリスティアーノ・ロナウドとFWパウロ・ディバラがコンビを組む2トップのシステムを採用。
トップ下の位置には前節好調をアピールしたMFアーロン・ラムジーが先発に名を連ねた。
試合は序盤からビアンコネーリが積極的にボールを回し、SPAL守備陣の攻略を図る。
最初にチャンスを掴んだのはユベントス。敵陣でボールを受けたMFアドリアン・ラビオがドリブルで切り込みミドルシュートを放つ。
しかし、これは相手ディフェンダーに当たりゴールを脅かすには至らない。
ペースを掴んだユベントスはさらに畳みかける。
9分、クアドラードが右サイドからアーリークロスを送りエリア内で待ち受けたMFサミ・ケディラがヘディングシュート。しかしこれはポストの隅をかすめる。
主導権を握るビアンコネーリは前線から果敢にプレッシングを仕掛け、SPALにリズムを作らせない。
しかし15分、ピンチを迎える。ユベントス陣内でボールを受けたFWアンドレア・ペターニャがディフェンスの隙をつくミドルシュートを放つ。あわや失点という場面だったが、ボールは枠の外へ。
19分、右サイドから崩しにかかるビアンコネーリ。ラムジーの仕掛けからケディラが抜け出し、エリア内へクロス。これを走り込んできたC・ロナウドが右足で合わせるもGKエトリト・ベリシャの好セーブに阻まれてしまう。
時間の経過とともに相手守備陣はラインを下げ、ゴール前を固める。その影響もあり、なかなかディフェンスラインをこじ開けることができない。
しかし34分、決定機が訪れる。GKジャンルイジ・ブッフォンのパンチングでこぼれたボールを味方が拾い一気に前線へ。ディバラがキーパーと一対一の場面を迎える。
左足で巻いた狙いすましたシュートだったが、これはふたたびペリシャの好セーブに阻まれネットを揺らすには至らなかった。
43分、右サイドに流れたC・ロナウドがエリア内へクロス。これをエリア内のラムジーが頭で叩きつけたが、そこにふたたびベリシャが立ちはだかる。
このままスコアレスで前半を終えると思われた45分、ついに試合が動く。
マテュイディのクロスのこぼれ球をケディラが右足で中央に送る。これをMFミラレム・ピアニッチがダイレクトで打ち込み、ボールはゴールの中へ。ユベントスが待望の先制点を手にした。
その後ホイッスルが吹かれ前半は終了。1点のアドバンテージを得て試合を折り返した。
コメント
やっぱこのチームの中心はピアニッチかな
どれだけ彼をプレーしやすくさせるかが一番大事なように感じます
ラムジーが色んなとこ顔出してくれるから今はプレーしやすいのかな
個人的にはロナウドディバラ云々より、ピアニッチに最大限の自由を与えられるようなシステムであればいいのかなー、と思います
ベリシャ、ビッグセーブ連発しすぎ
下手なキーパーだったら、ディバラ1ゴール、ロナウドハットいってたかもしれないですね