カルチョ界の大御所サッキ 「サッリのユベントス就任? 大きな革命となるだろう」
2019/05/30
Radio Capital
「自身のスタイルをチームに浸透させることができる」
マッシミリアーノ・アッレグリ監督の退任を受け、新たなる指揮官を探し求めるビアンコネーロだが、その後任として最もおおく名前が挙がっているのが現在チェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ監督だ。
同監督は現地時間29日、タイトルをつかみ取ったUEFAヨーロッパリーグ決勝の試合後に改めてユベントスの監督就任の噂を否定しているが、その報道が日を追うごとに熱を帯びていっていることもまた事実だ。
現在も様々な情報が錯綜しているのが実情だが、このイタリア人監督のトリノ行きの噂について、かつてミランやアッズーリ(イタリア代表の愛称)でも監督を務めたアリゴ・サッキ氏がコメントを残している。
同日、イタリア紙『TUTTO SPORT』は、同氏がイタリアのラジオ番組『Radio Capital』に出演した際の言葉を伝えている。
ゾーン・ディフェンスの生みの親としても有名なサッキ氏は「サッリ? 彼は自身のスタイルや個性をチームに浸透させることができるということを証明しているね」
「この世界では時間はとてつもない速さで流れている。仮に人が変化をやめるのであれば、その者は過去に取り残されてしまうことになるだろう」と語りブルーズ(チェルシーの愛称)を率いる指揮官の手腕を高く評価する。
さらに「サッリがユベントスに行くことになれば、それは大きな革命となるだろう」とつづけ、このシステマティックなサッカーを好む指揮官の就任がクラブに大きな変化をもたらすことを予想した。
未だ不透明となっているユベントスの監督人事だが、果たしてサッリの就任はあり得るのだろうか。
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