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トリノでの「90分」にかける意気込み語る

今シーズンの決勝の地であるワンダ・メトロポリターノで屈辱的な敗戦を喫したビアンコネーロ戦士。

しかしまだ「180分」のうち半分が終わったにしか過ぎず、すでに視線はトリノでの「90分」に向けられている。

ユベントスの最終ラインをけん引するCBジョルジョ・キエッリーニも、アトレティコ・マドリードとの再戦に向けて気持ちを新たにしている。

現地時間22日、イタリア紙『TUTTO SPORT』がこのイタリア代表の言葉を伝えている。

同選手はまず1stレグの結果について「アトレティコが我々にサプライズをもたらしたか？ いや、この一戦がどのようなものであるのか分かっていたし、我々の予期していたもの以上でも以下でもなかった」と振り返る。

そして3週間後に控えるUEFAチャンピオンズリーグ（CL）ベスト16・2ndレグにかける意気込みを語った。

「（逆転に向けて）我々には確固たる自信とバランスが必要だ。（1stレグの敗戦は）我々に非がある結果だし、失望するものだ。だがまだこれですべてが終わったわけではない」

「2ndレグで我々は前向きな姿勢で臨まなければならない。そして我々に訪れるチャンスを生かさなければならない。ただアトレティコにセットプレーを与えた局面では注意を払う必要がある」

タイトルを目指すシーズンの長い道のりにおいて、どれだけ困難な状況を迎えてもユベントスの生き様である“Fino alla Fine”は宿っている。

今シーズン中に再びワンダ・メトロポリターノのピッチに立つべく、まずはトリノでの巻き返しに集中する。