Gol di Tacco a Spillo

「FINO ALLA FINE」の体現するベテラン

ユベントスを支えるCBアンドレア・バルザーリとCBジョルジョ・キエッリーニが契約を更新した。29日、クラブ公式サイト他各メディアが伝えている。

現在37歳のバルザーリは、2011年の冬のメルカートでビアンコネーロに加入。翌2011/12シーズンにアントニオ・コンテが指揮を執るとユベントスに欠かせない存在となっている。

この背番号「15」は、2019年6月30日まで契約を更新。年齢的にも衰えは隠せないものの、イタリアの盟主の今後を担う才能たちを善き方向に導いてくれるはずだ。

偉大なカピターノ（イタリア語：キャプテン）だったGKジャンルイジ・ブッフォンは去った。次期キャプテンを託されたのがキエッリーニだ。

カルチョ・スキャンダルが起こった2006年。セリエBでの1シーズン。2年連続7位の暗黒期と、チームのどん底を知るのはキエッリーニとMFクラウディオ・マルキージオの2人しかいない。

ユベントスは、苦楽を共にしたこの背番号「3」に2020年6月30日まで契約延長を提示。キエッリーニもまた、“申し出”に潔く応えた格好だ。

来シーズンはブッフォン、SBステファン・リヒトシュタイナー、MFクワドォー・アサモア、黄金期を共に支えた戦友たちを欠いて臨む。

この“双璧”の存在が、チームを正しい方向に導いてくれるはずだ。