コラム:氷山の一角 シリーズ2
2018/02/27
CalcioMercato.com
前回はミランについて触れた。今回はミランと同数のスクデット18回を獲得しているインテルについて触れる。
筆者の友人のイタリア人(日本在住:5年)のユベンティーノから言わせれば「カルチョ・スキャンダルはインテルが仕組んだ」と語気を強め「イタリア人なら◯◯(表現できない言葉)でも知ってるよ」
「理由? 簡単だよ。カルチョ・スキャンダルが発覚したとき、その電話会社はインテルのスポンサーだったんだよ。事件発覚は盗聴記録からだろ? そして大々的に報じたのはガゼッタ*だ。じゃあ、って話さ」と語っていたのを思い出す。(*La Gazzetta dello Sport:ミラノに居を構える新聞社)
映画でもそのことに触れているが、ここでは本編を楽しみにして頂きたいため明かさない。当サイトは「ユベントス・ジャーナル」であり、ユベントスのためのサイトである。
そのため、ユベンティーノ以外のティフォージから言わせれば「妄想」に思えるかもしれない。だが、インテル側の盗聴記録があった場合、そう断言できるだろうか。
カルチョ・スキャンダルが発覚したのは2006年5月。2004/05シーズンからの審判選出に関して FIGCに圧力をかけることで始まったとされている。ここからは“インテル側”の記録である。