傷だらけのユーベ、ウノゼロの勝利でウィンターブレイクへ
多くの負傷者を出すも地力の差で勝利を引き寄せる
セリエA第20節カリアリ戦がサルデーニャ・アリーナで行われ、アウェイに乗り込んだユベントスが1-0で勝利を収めた。
現在ビアンコネーロを率いるマッシミリアーノ・アッレグリにとって、カリアリは古巣となる。また、カリアリがユベントスに勝利したシーズンは2009/10シーズンまで遡る。そのときにチームを指揮していたのがアッレグリという縁が深いチーム。
この試合終了後にセリエAは約2週間のウィンターブレイクに入る。前人未到のリーグ7連覇を目指すユベントスにとって、現在15位のカリアリ相手に勝利で“冬休み”に入りたい一戦は、試合開始から好守に速い展開で進む。
最初に好機を作ったのはユベントス。9分にFWパウロ・ディバラのドリブル突破で得たFKを、自身で狙うがクロスバー直撃。好調を感じさせるファーストシュートを放つ。
直後の10分、MFサミ・ケディラのパスをFWゴンサロ・イグアインが鋭い反転から狙うも枠を捉えられない。さらに17分、この日右サイドで先発したFWフェデリコ・ベルナルデスキが意表を突くシュートを放つがゴールポストに嫌われてしまう。
さらにビアンコネーロの猛攻はつづく。21分、MFミラレム・ピアニッチのFKをDFメディ・ベナティアが合わせるもオフサイドの判定。徐々に得点の匂いを感じさせる試合展開で時間は進む。
しかし26分、時折鋭いカウンターをみせていたカリアリが決定的な場面を演出するも、DFアンドレア・バルザーリが好守をみせる。このプレーで与えたCKで絶体絶命のピンチを迎えるが、GKヴォイチェフ・シュチェスニーのスーパーセーブで凌ぐ。
試合の流れを奪われつつあったユベントスは44分、勢いに乗ったカリアリの攻撃で完璧に崩される。このピンチもシュチェスニーがまたしても立ちはだかり、事なきを得る。
コメント
シュチェスニー素晴らしい