傷だらけのユーベ、ウノゼロの勝利でウィンターブレイクへ
2018/01/07
後半開始から両チームともに一つずつ際どいシーンを作り、拮抗した試合展開を感じさせる。しかし50分、この試合でも復調を感じさせるプレーをみせていたディバラが筋肉系のトラブルで自ら交代を申し出る。
涙をみせながらピッチを去るディバラ。アッレグリはコッパ・イタリア準々決勝で高パフォーマンスをみせていたWGドウグラス・コスタを投入する。悪い流れが終わらないユベントスは56分、FKで競ったケディラが脳しんとうを起こし、ピッチを退く。
アクシデントによる途中交代で2枚目のカードを切らざるを得なくなったユベントスは60分、FWマリオ・マンジュキッチをピッチに送り込む。悪い連鎖は終わらない。
FKの競り合いから、今度はDFジョルジョ・キエッリーニが頭部を負傷するが、こちらは包帯を巻いて試合に戻る。不運がつづき、流れをホームのカリアリに与えつつあったユベントスを、またしても背番号「11」が救う。
ベナティアと競り合ったカリアリFWが倒れている間に、攻めるユベントス。74分、RWGに入ったコスタがグラウンダーのクロスを送るとベルナルデスキが決め、待望の先制点奪取に成功する。
ホームで負けられないカリアリも攻勢を強め、押し込まれる展開がつづく。この流れを読んだアッレグリは79分、殊勲のベルナルデスキを下げSBステファン・リヒトシュタイナーを投入し、逃げ切りを図る。
多くの負傷者、疑惑の判定が生まれた試合はアディショナルタイム「6」分と表示される。だが、動じなかったユベントスはそのままウノゼロで逃げ切り、リーグ4連勝でウィンターブレイクを迎える。
著者/Juventus Journal 編集部 山口 努
コメント
シュチェスニー素晴らしい