ユーベと相思相愛のチェコ代表FW獲得なるか

FWパトリック・シック(21)にとって、ユベントスからのオファーは魅力的なもののようだ。そしてビアンコネロもチェコの新星FWの獲得を諦めていない。現地時間25日、『Sky』が伝えている。

同メディアによるとシック自身は、今シーズンはサンプドリアに残留し､来夏にユベントスへの移籍を望んでいるようだ。その意志を感じたイタリア王者は迅速にシック獲得レースに戻る動きをみせている。

シックはユベントス移籍の破談後、インテルやローマがシックに触手を伸ばしたが契約締結には至っていない。ローマはサンプドリアとクラブ間合意が報じられているが、チェコの新星FWの決断を待っているようだ。

ユベントスはパベル・ネドベド副会長が獲得を熱望する同胞FWの現状を知るために､サンプドリアに対して情報を求めており、仮にシックがローマと合意しなかった場合には､早急にユベントスの一員にするため動くようだ。

だがユベントスはシックの意思を尊重し、今夏に獲得する意思はなく今シーズンはサンプドリアに残留させ、来夏に2500万ユーロのバイアウトを支払い獲得する準備をしている、と伝えている。

また『Gianluca Di Marzio.com』では、ユベントスはシック獲得に数ヶ月前と同額の3050万ユーロのオファーをサンプドリアに出したが､同クラブはローマやインテルが提示している3700万~3800万ユーロの移籍金を要求しているようだ

ユベントスが行ったメディカルチェック後、二転三転する「シック劇場」はどうような結末を迎えるか、固唾を飲んで見守りたい。