【今節は無料公開! JJパジェッレ】セリエA第4節 ユベントス対スペツィア
ミレッティ 【7】
このユベントスの“新星”は、19歳という年齢にそぐわないメンタリティでチームにクオリティを与えている。スペツィア戦でも、あらゆるエリアで味方からボールを引き出しチャンスメイク。後半ATにはDFを嘲笑うかのような反転からのクロスで、ミリクのゴールを演出した。ここまでワクワクさせてくれる若手が近年いただろうか? 専用カメラを置いて欲しいぐらいだ。
ロカテッリ(54分までプレー) 【6】
中盤でプレッシャーを受けながらも少ないタッチ数と優れた判断力でボールを展開。“レジスタ”としての仕事ぶりは見られた。しかし時間の経過とともにクオリティが落ち、難しいプレー選択からスペツィアに反撃を許したことは見逃せない。流れを敵に渡さないためにも、ゲームを支配する狡猾(こうかつ)さを求めたい。
ラビオ【6.5】
ロカテッリの動きに合わせてポジションを変え、スペツィア守備陣の間のスペースでボールを受けて積極的に攻撃に参加した。また、攻守のトランジションも非常に早く、インテンシティの高いプレーで中盤に君臨。移籍話が嘘だったかのように“超重要選手”としてのプレーを見せている。あと必要なのは、90分間継続できるスタミナ。
クアドラード(54分までプレー) 【6】
シンプルなプレーで相手のプレスを回避し、テクニックを生かした仕掛けでスペツィア守備陣を苦しめた。度々ミスはあったものの、ゴール正面で先制点に繋がるファウルをもらい、前半終了間際にはPA左でDFフリストフに倒されPK獲得に迫った。主審の判定はノーファウルだったが…。
キーン(85分までプレー) 【5】
左サイドから何度か突破を図るシーンはあったが、それ以上にゲームから消えている時間が多かった。「それなら後半は!」と意気込みを持ってピッチに立つも、その勢いはスタートだけ。先発のチャンスを得たものの、プロヴィンチャを相手に大きなインパクトは残せていない。