【今節は無料公開! JJパジェッレ】セリエA第4節 ユベントス対スペツィア
MOM:ヴラホヴィッチ(85分までプレー) 【7】
もはや、その予感はあった。クアドラードがPA手前でファウルを受け、FKを蹴るのはドゥシャン。まるでローマ戦のデジャヴだ。この背番号「9」が豪快なFKでビアンコネーリに先制点をもたらし、(ちなみに得点は9分)その後もゴールから近いエリアでチャンスを創出し続けた。さて、「二度あることは三度ある」かも……。
シュチェスニー(43分までプレー) 【6】
リスキーなシーンがほとんどない中で迎えた41分、CKのボールをキャッチに行った際に着地に失敗。右足を捻って交代を余儀なくされた。今季2試合目の先発出場だったが、再び無念の戦線離脱。テックにとっては非常に難しいシーズンになりそうだ。
ダニーロ 【6】
前節のローマ戦ではCBを務めたが、今節は右SBへ復帰。スペースを消してスペツィアのサイド攻撃を抑え、味方のサポートも抜かりなくこなした。クアドラードがベンチに下がって以降は攻撃的に振る舞うシーンも増え、ラストパスだけでなく自らシュートを放つシーンも。しかしフィニッシュは上手くいかず…。
ガッティ 【6】
新加入のブレーメルとコンビを組み、ユベントスならびにセリエAでの初出場を果たした。スピードのあるFWギャシに対しては、オフサイドを狙いつつ体を当てて対応。ビルドアップ時にはパスミスからカウンターを受けるシーンもあったが、その後落ち着いて対処。最後まで無失点で切り抜けた。
ブレーメル(85分までプレー) 【6.5】
彼の守備者としての能力は昨季まで所属していたトリノでも実証済み。集中して相手の動きを読み、プレスを掛け、スピードを生かして空いたスペースをカバーした。スペツィアの攻撃陣もこのブラジル人CBには、“手は出ても”、足は出ない。戻りながらの難しいクロスにも身を投げ出して対応し、ガッティとの新加入コンビも無問題だった。
デ・シリオ【6.5】
今節はサンドロにに代わり左SBとして出場。ダニーロと同様に守備のタスクをそつなくこなし、自陣で粘り強いディフェンスを展開。時折「ふわっ」としたプレーで周囲に不安を与えたが、崩されることはなかった。なお終了間際のロングシュートは不発に終わるも、70分のミレッティへのスルーパスはセンスを感じさせる一発だった。