「例えば、（ファビオ・）ミレッティは嬉しいサプライズとなった。今夜は個性を出してプレーしたし、特に彼が入れる縦パスが好きでたまらないんだ」

「（アルバロ・）モラタも良い試合をしたね。すでに我々は1年間を共に過ごしたし、再出発を図るための良い土台はできた」

「したがって、さらに向上していく必要があるし、タイトルを獲るために必要な安心感を取り戻さなければならない。そのためには、技術よりもメンタル的に成長する必要がある」

特に、近年ユベントスのクオリティ不足が指摘されているのが中盤だ。これを受け、「補強すべき箇所は中盤か？」と問われると、同指揮官は「中盤は人数が多い状態だ」

「まず何よりも、メンバーを22、23人まで減らさなければならない。これについては、クラブとすでに同意しているよ」

「それから、今夜も起用したように、優れたクオリティを備えた若いミレッティのような選手もチームにはいる」

「そのため、今シーズンから始まった新プロジェクトを進めていく必要があるが、このチームに残りたい選手やメルカートなど、様々なことを考慮しなければならないのも確かだ」

「とはいえ、かなりはっきりとした考えはある」と述べ、補強ポイントに関する明確な返答は回避。

そして、最後に、現在復帰が噂されているポール・ポグバについて問われると、アッレグリ監督は笑みを浮かべて「誰だい？ 誰のことか私は知らない。英語かな？」

「あれからあまりにも長い月日が過ぎ去ったため、もう過去のことは忘れたよ」と答えるに留まった。