【今節は無料公開! JJパジェッレ】セリエA第32節 カリアリ対ユベントス
MOM:デ・リフト 【7】
自陣での守備における強さも然ることながら、この試合では相手のPA内でも持ち味を発揮。 45分にクアドラードのソフトタッチのクロスを頭で合わせて貴重な同点ゴールをゲットした。0-1と暗雲が立ち込める中で、その空気を切り裂く技ありのゴール。得点したことで攻撃ばかりクローズアップされそうだが、守備でも存分に働いたことは、カリアリの枠内シュート「1」がすべてを物語っている。
シュチェスニー 【6】
ほとんど味方のプレッシャーが掛かっていなかったJ・ペドロのシュートには反応することも難しかったが、その後はクロスボールへの対応やビルドアップ時のプレーなど安定したパフォーマンスを披露。リスキーなシーンもなく安心して見ていられた。
ダニーロ 【6.5】
後方の司令塔。右SBとして高い位置を取り、クアドラードを前進させるとともにカリアリの左サイドアタックを抑制。落ち着いた守備でリスクを取り除き、また右から何本もゴール前に斜めのパスを入れてチャンスを作り出した。29分には自らペナルティエリア手前まで侵入し、相手のファウルを受けてヒートアップする場面も。まさしく戦士だった。
キエッリーニ 【6.5】
カリアリのMFマリンのドリブルに“見とれ過ぎた”ことでアタックするのを忘れ、最終的にJ・ペドロの先制弾に繋がってしまった。それでもポジティブな面は多く、後半早々にはディバラのシュート性のボールに反応してゴールネットを揺らし(オフサイドで取り消されたが)、その直後には背番号「10」へ絶妙なロングパスをおかえししている。また、マッチアップしたパヴォレッティをべったりとマーク。完全に相手の嫌がるDFだった。
ペッレグリーニ 【6】
パンチ力のある左足のミドルシュートはラビオに当たりゴールネットを揺らしたが、VARの判定で取り消しに。さらに、2度目のシュートチャンスでもこのチームメイトのフランス代表が壁として立ち塞がった。守備ではカリアリの右サイドをしっかり抑えていたものの、ペッレグリーニが最も注意すべきは相手ではなく、ラビオだった。
コメント
“ペッレグリーニが最も注意すべきは相手ではなく、ラビオだった”は草