Tuttosport

ビジャレアルとの試合後、カペッロ氏は同メディアにふたたびマイクを向けられた。

すると厳しい表情でインタビューに答え、その模様をイタリア紙『TUTTO SPORT』など各紙が報じた。

イタリア屈指のフットボールの“識者”は「ユベントスは、前半は良かったが後半はゴールを感じさせなかったね」

「とくにロングボールでの攻撃を2回しか仕掛けなかった。試合でチャンスや違いを作るのはロングレンジでのパスなんだ」

「それが出せないのであれば、厳しいよ。ボールはつねに跳ね返されていたからね」と評価を下した。

試合前に手厳しく評価したアルトゥールについて質問が及ぶと「私は彼に一度だって感銘を受けたことはないよ」

「彼はラグビーのようパス回しを好むからね。チームもそれに付き合わされている」とふたたび酷評した。

マッシミリアーノ・アッレグリ監督には高い評価を与えるカペッロ氏だが「アッレグリは仕掛けるタイミングをもっと終盤に考えていたのもしれないね」

「たとえそうだとしても、誰もドリブル突破を試みなかったのは由々しき事態だよ」

「チームとしてもっとリスクを冒すべきだった。（パウロ・）ディバラを先発させるべきだった」と持論を展開した。

カペッロ氏に酷評されたアルトゥールには、今シーズンのカンピオナートとコッパ・イタリアで見返して欲しいところだ。