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終盤に失点もモラタがドッピエッタを達成！ アウェイで3発快勝！

前半の勢いをそのまま維持したいユベントス。しかし48分、MFアドリアン・ラビオがMFトマス・リンコンを倒し、イエローカードを提示されてしまう。

一方、是が非でも得点が欲しいサンプドリアはポゼッションを高め、反撃のチャンスを伺う。

しかしビアンコネーリの整備された守備がこれを跳ね返し、相手にチャンスを作らせない。

膠着した展開が続く65分、マッシミリアーノ・アッレグリが動く。

2得点目のPKを獲得したキーンを下げ、ヴラホヴィッチを投入。攻撃の色を強める。

すると72分、MFマヌエル・ロカテッリのラストパスを受けたヴラホヴィッチにシュートチャンスが訪れる。

しかし、これはわずかにタイミングが合わず、ダメ押しの追加点とはならなかった。

攻勢を強めるビアンコネーリ、しかし74分にピンチが訪れる。

MFアドリアン・ラビオがエリア内でハンドの判定。PKが言い渡されてしまう。

あわや失点という場面だったが、守護神シュチェスニーがこれを見事なセーブで弾き出し、チームを救った。

75分、アッレグリはラビオを下げてSBアレックス・サンドロを投入。試合をクローズしにかかる。

このまま逃げ切りたいユベントスだが84分、ついにその鉄壁に“亀裂”が入る。

サンプドリアにFKのチャンスが訪れると、MFアブデルハミド・サビリがこれを直接狙う。

これが壁に当たってボールはゴールラインを通過。試合を2-1とされてしまう。

しかし88分、ロカテッリのクロスをモラタが頭で合わせてこの試合2点目を記録。試合を3-1とし、相手を突き放すことに成功した。

その後、猛攻を仕掛けるサンプドリアだが、ビアンコネーリも集中した守りでそれらを死守。

公式戦での無敗を「12」に伸ばし、カンピオナートでは「15」戦負けなし。

アウェイでサンプドリアを下し、CLビジャレアルとの一戦に向け弾みをつける勝ち点「3」を手にした。

 

▼試合結果
サンプドリア 1-3 ユベントス

▼得点者
吉田麻也 23’（OG）
アルバロ・モラタ 34’　PK
アブデルハミド・サビリ 84′
アルバロ・モラタ 88’

 

著者：J-JOURNAL 編集部 座間 遼祐