【JJパジェッレ】 コッパ・イタリア準々決勝ユベントス対サッスオーロ
著者:J-JOURNAL 編集部 ヤチマターノ・リョウスケ
後半終了間際にドラマ! 2-1でサッスオーロを下し伊杯準決勝進出!
コッパ・イタリア準々決勝、サッスオーロ戦が現地時間10日に行われ、ユベントスがホームで2-1と勝利した。
試合は3分、いきなり動き出す。
SBアレックス・サンドロが左サイドを突破すると、中央へグラウンダーのクロス。するとMFウエストン・マッケニーがこれに反応。
このアメリカ代表MFが放ったシュートは惜しくもブロックされたが、ディフレクトしたボールをFWパウロ・ディバラがダイレクトで振り抜き、先制に成功した。
しかし24分、サッスオーロも反撃に出る。
MFハメド・ジュニオール・トラオレが華麗な個人技でDF2枚をかわすと、そのままコントロールシュートを放つ。
上手く巻かれたシュートはそのままゴールに突き刺さり1-1。試合を振り出しに戻されてしまった。
その後はネロヴェルディ(サッスオーロの愛称)がボールを持つ時間がつづいたが、両チームともネットを揺らせず、勝負はセカンドハーフに持ち越される。
後半、ユベントスはMFマヌエル・ロカテッリやFWアルバロ・モラタを投入し、攻勢を強める。
だが再三決定機を演出するも、GKジャンルカ・ペゴロのスーパーセーブに何度も阻まれ、勝ち越しゴールは奪えない。
しかし延長も視野に入りかけた88分、ついに均衡が破れる。
FWドゥシャン・ヴラホヴィッチが左サイドでボールを持つと、キープするフリをして単独で突破を図る。
ディフェンダー一枚をかわして強引に放ったシュートはサッスオーロの選手に当たり、ボールがゴールへ吸い込まれて2-1。勝ち越しに成功した。
その後はユベントスが堅実に守り、試合終了。苦しみながらも勝利をつかみ、コッパ・イタリア準決勝に駒を進めた。
【試合結果】
ユベントス 2-1 サッスオーロ
【得点者】
3’ ディバラ
24’ トラオレ
88’ オウンゴール
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【7】
伊杯で連覇を目指すビアンコネーリは、立ち上がり3分にディバラのボレーシュートで幸先よく先制。しかし、サッスオーロの勢いに押され、24分に試合を振出に戻され混戦模様に。それでも終了間際にヴラホヴィッチが大仕事をやってのけベスト4進出を勝ち取っている。
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