ソウレの前所属クラブ元幹部「ユベントスへのフリー移籍はクラブにとって大打撃だった」
2021/11/10
juventus-fr
「そして、我々の下で育てている間に、彼をトップチームへ昇格させることへの期待や自信が膨らんでいったんだ」
「しかし、長年に渡った仕事は、『親権』のせいで報われず、クラブに甚大な経済的損害をもたらしただけでなく、私のように盲目的に彼を信じていた人間のモラルまで傷つけた」
「私はソウレの活躍を祈っているよ。必ず高いレベルにまでたどり着けるはずだし、これからも彼を応援し続けるつもりだ」
「と同時に、ベレスからの去り方に関して感じた悲しい気持ちは、永遠に忘れることはないだろうね」
ソウレの移籍についてこのように話したパイト氏は、同選手をフリーで手放すことになった理由について次のように説明している。
「残念ながら、アルゼンチンのクラブは『親権』に関する法律によって不利益をもたらされているんだ」
「これは、万一未成年プレイヤーの両親がフットボールとは別の理由で他国に移らなければならない場合…」
「そのプレイヤーが別のクラブとフリーでサインを交わすことを可能にさせる条項なんだ」
「ソウレの移籍は、まさにそういう形で行われたよ…彼の家族はトリノに移り、ユベントスは合法的なやり方で実質的にほぼただで彼を手に入れたんだ」
「とはいえ、これは初めてのケースではない。FIFAと同連盟の規則は、我々の国のクラブに害を及ぼしているんだ」