ゼニト戦で復活の“予兆”を感じさせたユベントス、その裏には2011年から…
2021/11/05
La Stampa
「不調の原因はメンタル面の影響が大きい」
カンピオナートでは不調のビアンコネーリだが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で4戦全勝。早々に決勝トーナメント進出を決めた。
ヴェローナ戦に敗戦後、合宿に入っているチームは先日のゼニト戦で2失点はしたものの4ゴールを決める大勝を収めた。
イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』や『LA STAMPA』など多数メディアは4日、ビアンコネーリが“回復”をみせ始めている要因を分析している。
同紙などは「トリノ大学のジュゼッペ・ヴェルチェッリ教授はイタリアのウィンタースポーツ連盟の心理学分野の責任者を務める人物だ」
「これまで、バドミントン連盟や射撃連盟と協力し、トリノ、北京、バンクーバー、ロンドンオリンピックにCONI(イタリアオリンピック委員会)の公式心理学者として参加」
「ユベントスとは2011年より心理領域全体を管轄しており、これまで多くの勝利に貢献してきた」
「マッシミリアーノ・アッレグリとヴェルチェッリ教授とは、第一次政権下の5年間で決定的な仕事をいくつも成し遂げてきた間柄だ」
「現在の合宿中でも綿密に連携を取り合い、不調の要因を探っている」
「トリノでのゼニト戦の内容を考えれば、不調の原因はメンタル面の影響が大きいだろう」と結論づけた。
まだ、“安心”はできないもののヴェルチェッリ教授の下、カンピオナートでもイタリアの盟主らしい戦いを期待したいところだ。
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コメント
戦い方や選手の様子を見ていると、メンタルの問題がパフォーマンスや組織力の低迷につながっていたのは間違いなさそうですね。でもメンタルの問題を真に解決するには勝利を重ねるしかないとも思います。