Foot Mercato

――今は、あなたが会長に就いてから直面した最も困難な時期ですか？

「（アニェッリ会長）最も困難な時期ではないですが、困難な時期であることには変わりません」

「最も困難だった時は、私が会長職に就いたばかりだった2010年5月の時で、当時は現在存在する『社風』を再構築する必要があった時でした」

「この観点において、著しい成長がありました。U-23や女子チームを新設してプロスポーツのレベルを高め、それらも我々を満足させる結果を出しています」

「COVID-19は、我々が最もその影響を受けたくない時に我々を襲い、まさに完璧な嵐となって大打撃を与えました」

「とはいえ、今は最も難しい時期ではありません。今は、この瞬間が我々にもたらす複雑な状況や挑戦の中で感じるエキサイティングでスリリングな瞬間です」

――セリエAでは、第10節の時点で勝ち点13しかなかったチームがリーグ優勝したことは一度もないですが、まだスクデットを獲れると信じていますか？

「（ネドベド副会長）私も監督の意見と同じです。今は、目標について話せる時ではなく、1試合ずつ考えていく必要があります」

「今は順位の上昇を目指さなければならず、それをしないことには目標について話すことは難しくなります」

「獲得した勝ち点は予想していたよりも少ないものですが、まだ多くの試合が残っているので、まだ十分巻き返しは可能です」