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今季セリエB最年少得点者に

ビアンコネーリを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督から高い評価を得ていたMFニコロ・ファジョーリは、今夏のメルカートの終盤クレモネーゼへの移籍が決定した。

現地時間20日、パルマのホームスタジアム「エンリオ・タルディーニ」に乗り込んだクレモネーゼは、ファジョーリを初先発させる。

すると開始3分、前線でDFからボールを奪取し、FWからリターンを受けると右足を振り抜く。

今シーズンよりパルマのゴールを守る、ユベントスのレジェンドGKジャンルイジ・ブッフォンも及ばず、クレモネーゼの背番号「21」は今季初得点を挙げた。

後半にはPA内で“マルセイユルーレット”をみせ、PKを誘発するなど勝利に貢献。チームは勝ち点「3」を積み上げ現在3位につけている。

イギリスのデータ会社『Opta』は20日、ファジョーリの得点が「今シーズンのセリエＢにおいてMFで最年少得点を記録した」と伝えている。

イタリアの主要各紙もＵ-21イタリア代表MFに高評価を与えており、「楽しみな逸材」として扱った。

ユベントスの背番号「21」に特別な感情を持ち、「継続的にプレーする必要があった」と語るファジョーリ。

現在20歳のジョカトーレは、クレモネーゼでどのような「2021/22シーズン」をおくるのか。

多数メディアが評価するように「楽しみな逸材」であることは間違いなさそうだ。