【今節は無料公開! JJパジェッレ】セリエA第3節 ナポリ対ユベントス
2021/09/13
クルゼフスキ 【6】
ディバラやキエーザを欠いたチームにおいて、この若き才能が技術とスピードを活かしてユベントスの推進力となっていた。何よりもスペースを活かしたプレーは秀逸で、瞬時にポジションを動かして味方をサポート。近くにいることだけがサポートではない、それを感じさせるポジショニングを見せていた。細かな状況判断が付いてくれば、今季こそ大化けするかもしない。期待感は十分。
デ・リフト(57分から出場) 【5.5】
アッレグリ曰く「失点の前に交代したかった」ようだが、そうは問屋が卸さなかった。失点直後に足のつったペッレグリーニに代わり3バックの右に入るも、狙いが変わった状況下では流れを変える存在にはなれず。
ラムジー(72分から出場) 【5】
運動量が落ちてきたマッケニーに代わり出場。ナポリに傾いた流れを引き戻すために起用されたが、一時的にボールを収めるも、違いを作り出すことはできなかった。多くの場面で狙いの曖昧なプレーに終始している。
キーン(82分から出場) 【採点不可】
イタリア代表として臨んだリトアニア戦ではドッピエッタと華々しい復帰を飾ったが、ユベントスでの復帰戦は苦汁をなめる結果になった。クリバリへの“アシスト”? そんな不運な事は忘れて前に進んで欲しい。
アッレグリ監督 【4.5】
言い訳? そんなものカルチョの世界では通用しない。ただ、このチームにおいて最も重要度の高い南米組を欠いた試合だったことを考慮し、評価しなければ、待っているのは崩壊だ。数少ない手札からアイディアを絞り出して切った交代カードは不発。2失点目を喫した時には、ジャケットを脱ぎ捨てるどころか頭を抱えるしかなかった。