【今節は無料公開! JJパジェッレ】セリエA第3節 ナポリ対ユベントス
2021/09/13
ベルナルデスキ 【5】
もはや“迷える羊”か。序盤こそマッケニーとの連携もあり、19分には右サイドからカットインしてシュートまで持ち込むシーンもあったが、後半は不安定なプレーを繰り返した。味方のサポートも少なく、単独で仕掛けてはボールを失うこともしばしば。選択したプレーが裏目に出ることが多かった。極め付けは最初の失点時、自陣でファビアン・ルイスにボールを奪われ大きな代償を払うことになった。
マッケニー(72分までプレー) 【5.5】
コロナ禍における規則違反によりアメリカ代表から早期離脱。幸か不幸か、南米組を欠いたユベントスにとっては数少ないフレッシュな選手となった。前半はプレーに躍動感があり、DFラインのギャップを突いた動き出しで相手の脅威となっていた。しかし、後半は運動量が落ちたことで徐々に存在感を失い、システムの変更によりラムジーとの交代を命じられている。
ロカテッリ 【5.5】
ユベントスの選手として初の先発出場。アンカーの位置でボールをテンポ良く回し、何度かカウンターの形も作り出した。また、守備では相手の動きを予測しシュートブロックに行くなど、戦術理解度の高さを披露。粘り強いプレーで今後への期待感を示した。しかし、ナポリに押し込まれた後半は苦しい状況を強いられ、インシーニェに1-1に繋がるシュートを許している。
ラビオ 【5.5】
左サイド寄りのポジショニングで、攻守においてペッレグリーニとバランスを取りながらプレー。ハードで献身的な守備と、縦への展開力で前線のクルゼフスキにボールを繋いだ。とはいえ、彼の経験値を考慮すれば、この日のチームをまとめる役割を期待したかったが、ナポリに主導権を握られた後半に流れを引き戻す安定感は感じられなかった。