【開幕節は無料公開! JJパジェッレ】セリエA第1節 ウディネーゼ対ユベントス
クアドラード(74分までプレー) 【7.5】
右サイドで溜めを作り、跨ぎフェイントから先制ゴールの起点に。さらに23分には右サイドで仕掛け、マークに来たDFヌイティンクを翻弄して2点目をゲットした。派手さはないものの勝負するタイミングは絶妙。オフ・ザ・ボールでも気の利いたポジショニングを取って相手を牽制し、チームに不可欠な存在となっている。
ベンタンクール(90分までプレー) 【6.5】
ラムジーとバランスを取りながら、メッザーラ(CH)として前線のスペースを狙う動きで奮闘。先制点はこのウルグアイ人の展開力と、スペースへの動き出しから生まれた。一つのアシストに、ポスト直撃の際どいシュート。決まっていればヒーローだった。唯一、自陣で無理にボールをキープしようとする悪い癖は改善の余地あり。
ラムジー(60分までプレー) 【5.5】
アッレグリにより発案された「レジスタ」としてのプレーが公式戦でお披露目。ボールはシンプルに動かせるものの、展開力には未だ難あり。広いエリアをカバーし効果的なパスを供給するディバラの影に隠れる形となった。またPKに繋がったシーンでは、アルスランのマークを早い段階で見切り、中央への侵入を許す要因にもなった。問題は山積だ。
ベルナルデスキ(60分までプレー) 【6.5】
サプライズの先発起用。前線へのダイアゴナルな動きで、左サイドに中央にと何度もウディネーゼの空いたスペースを破った。飲水タイム中にC・ロナウドからアドバイスを受けるシーンも見受けられ、相手の守備ブロックを崩すのには十分な仕事ぶりだったと言えるだろう。戦術的な交代によりピッチを退いたとはいえ、次に繋がるゲームだった。
モラタ(60分までプレー) 【6】
自由に動き回るディバラとは対照的に相手の3バックにしっかりと対応され、なかなか見せ場を作ることはできなかった。PKによる失点直後の54分に、A・サンドロのクロスを頭で合わせたがシュートは左ポストに嫌われている。早々にC・ロナウドと交代。次節以降の爆発を期待したい。