ユベントス含むESL残留組が共同声明「UEFAに対する裁判所の決定を歓迎する」
2021/07/31
sport.sky
「UEFAからの脅しにさらされないことを嬉しく思っている」
欧州スーパーリーグ構想(ESL)を支持し続けているユベントス、レアル・マドリード、バルセロナに朗報が届いた。
一時は、欧州サッカー連盟(UEFA)から厳罰を受ける恐れがあるとされていたこれら3クラブ。
しかし、今まさにその立場が逆転したといっても過言ではないかもしれない。
今月1日にこれら3クラブへの懲戒手続きを停止するようUEFAに対して命令したマドリードの商事裁判所は30日、UEFAの控訴を却下。
これにより、「懲戒処分を一時的に停止する」と発表していた同連盟は、同裁判所の命令に従い、懲戒手続きを停止せざるを得なくなったようだ。
これを受け、ユベントス、レアル・マドリード、バルセロナの3クラブは同日、それぞれの公式サイトでこの決定への満足感を示す同文の声明を発表している。
コメント
身銭切っているクラブが恩恵を求めるのは理解できる。
肝心なのは、スモールクラブも今以上の恩恵を受けられること。
いずれにせよ、UEFAは傲慢すぎた。
法治国家、民主主義国家でかたちづくられる欧州であれば、この問題の最終的な答えは法律が示していただろうし、当初からこの3クラブは法律に抵触しないことに自信をもっていた。UEFAは、こんなかっこ悪くて組織としての信頼を失うような事態となる前に結果を読むことはできなかったものか。3クラブは価値を高め、UEFAは価値を下げた。滑稽だ。