ユベントス一筋の現役生活をおくり、会長としても尽力したボニペルティ氏が逝去
2021/06/18
Tuttosport
「Grazie di tutto. Buon viaggio, Presidentissimo.」
ジャンピエロ・ボニペルティ氏は1946年にビアンコネーリへ加入。FWなどで起用され、得点数は「179」を記録。
現役引退を発表した1961年まで、ユベントスにすべてを捧げ、スパイクを脱いだ。
その後、ビアンコネーリの会長に就任すると辣腕を発揮。優れた人材を発掘し、登用。クラブ創設以来初となる国際タイトル獲得に貢献した。
ボニペルティ会長の代名詞となるのが、アレッサンドロ・デル・ピエロ氏の発掘だろう。
当時、無名のジョカトーレだった19歳のイタリア人を入団させると、この少年も同会長と同様のキャリアをおくった。
自身が保持していたクラブレコード「179」得点を大きく塗り替える「290」得点を記録。
両者は2011年のユベントス・スタジアム(現アリアンツ・スタジアム)創設のセレモニーでは、“伝説のベンチ”とともにピッチに立った。
セレモニーに集まったティフォージへビアンコネーリの英雄は、「勝利は重要なのではない。 価値のある唯一のものだ」と述べている。
現地時間6月18日、ユベントスの歴史に大きな彩りを与えたジャンピエロ・ボニペルティ氏がこの世を去った。享年92歳。
ユベントスの公式サイトもこの訃報を発表し、「Grazie di tutto. Buon viaggio, Presidentissimo.」と別れを惜しんだ。
Cinque cose belle
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コメント
有り難うございました。
ご冥福をお祈りします。
ご冥福をお祈りします。
残念ながら彼の現役時代は見たことがない世代の者です。
時代の変遷に伴って、華麗で攻撃的で魅力的な戦術がフットボール界を席巻している昨今ですが、
「勝利は重要なのではない。 価値のある唯一のものだ」
これだけはユヴェントスの座右の銘として、魂として在り続けてほしい。泥臭くても、美しくなくても、勝ち続ける。
Grazie di tutto, presidente. Fino alla fine.
2年間の冒険を経て原点回帰した21/22シーズン。
勝利を積み重ね、ビッグイヤーの獲得を目指そう!