パラーティチ、ユベントスでの仕事に「自分の責任は自分で負わなければいけない」
2021/06/05
Tuttosport
――退任の決断をするに当たり、(ルイス・)スアレスの件が影響を及ぼしていたりしますか?
あるいは、アッレグリ監督とはあまりフィーリングが良くなかったとされていることからも、彼の復帰がこのような決断をさせる後押しとなったのですか?
「(アニェッリ会長談)これについては私が答えましょう。外部の出来事は一切この決断に影響を及ぼしてはいません」
「外部の出来事というのは、ピッチ外で起こるカルチョとは無関係の重要な状況も含まれます」
「もし、この11年間を振り返ってみれば、コンテや(レオナルド・)ボヌッチや(シモーネ・)ぺぺといったスコンメッソーポリ(賭博スキャンダル)の捜査対象にされた者たち」
「そして、マフィアに関することから、スアレスに関することまで色々なことが思い浮かびます」
「よって、ユベントスでは、こういった“障害物”や少し面倒な状況にも直面しなければならないわけです」
「さっきも話した通り、我々は11年間の歴史を振り返りながら、2時間に渡って雑談をしました」
「そして、今が別々の道を歩き始めるのにちょうど相応しい時だとお互いに理解したのです」
「したがって、アッレグリのチョイスは全く関係ないことであり、その上、彼の復帰が発表されたのはその後のことでした」
「私はこの2人のことをよく知っていますが、2人ともトップクラスのプロです」
「万一、今後も一緒に続けていくことを決断していたとしても、それは『タイトルを勝ち取り続けたい』という唯一の目標のことだけを考えてそうしたはずです」