パラーティチ、ユベントスでの仕事に「自分の責任は自分で負わなければいけない」
――あなたとしては、9連覇したことの意味を理解できていないティフォージが何割かいると考えていますか?
そして、あなたがこれまでに最も後悔した取引は、ディバラと(ロメル・)ルカクのトレードが実現しなかったことですか?
「2つ目の質問から答えるけど、我々の仕事をする者たちは、あらゆることを考慮すべきであり、そしてとても柔軟な思考をしなければならないんだ」
「あるアイデアの下で取引を開始しても、それを変更できるスキルも求められる。交渉中には色々なことが起こりえるし、取引が失敗することもあるからね」
「あなた達には完全に理解することのできない側面があるし、また、それが特定の取引を行うための道を指し示してくれるんだ」
「ディバラは、ユベントスのために多大な貢献をしてくれたとても優れたジョカトーレだよ」
「私は自分自身を、彼をここに連れて来たことに関して最も大きな責任を負うべき者の1人だと考えている」
「あの時は、(ジュゼッペ・)マロッタとアンドレア、そしてパベル(・ネドベド)と話し合って彼の獲得を決めたわけだけど、あの取引を主導したのは私だったんだ」
「当時、彼はまだ1年間しかセリエAでの経験がなかった若手だったため、非常に大きな投資であり、とても大きな賭けだった」
「私が連れてきたジョカトーレの中で最もリスキーな選手だったと言わなければいけないし、そう考えているよ」
「パレルモでプレーしていたジョカトーレに4000万ユーロを支払って連れてくるのは、とても大きな賭けだった」
「認識に関してはアンドレアが頻繁に言っていることだけど、10年後になってようやく我々がおこなった全てのことが認識されるようになるんじゃないかな」
「さっき会長が言ったように、勝敗だけではなく、この11年間に我々が築き上げたことも大事なことなんだ」
「我々は、タイトルだけではなく、スタジアムやスポーツセンター、インターナショナルスクールやJ|Medical、J-ミュージアムやホテル」
「女子チームやユベントスU-23など、非常に苦労し、多くのものを犠牲にして生まれたこれらのプロジェクトについて、我々はとても誇りに思っているよ」