「ESL構想などただの噂話に過ぎないと話した翌日に創設を発表した」

欧州サッカー連盟（UEFA）のアレクサンデル・チェフェリン会長が、欧州スーパーリーグ（ESL）創設クラブの１つであるユベントスのアンドレア・アニェッリ会長を痛烈に批判した。

イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』など複数紙が19日、同会長が記者会見で話した内容について報じている。

18日、欧州の12の強豪クラブが、かねてより噂されていたESLの設立を発表した。

既存のチャンピオンズリーグ（CL）に対抗するものとして創立され、これまで通り各国の国内リーグ戦を行いながら、ミッドウィークに開催される大会だとされている。

ところが、UEFAや国際サッカー連盟（FIFA）、各国のサッカー連盟はこの構想に猛反発。

UEFAは、「ESL参加クラブが国内外の大会から追放されること、また、当該クラブに所属する選手たちが代表チームでプレーできなくなる」と、異例の声明を発表した。

そしてこの日、UEFAは2024/25シーズンから導入されるCLの新フォーマットを発表すると、記者会見を実施。

そこで、チェフェリン会長は、アニェッリ会長を「彼のような嘘つきはこれまでに見たことがない」と強烈に批判した。