王者の意地炸裂! ユベントス3位浮上! C・ロナウドのドッピエッタでクロトーネ下す
マッケニーがさらに追加点!
2点のアドバンテージを持って後半に臨むビアンコネーリはピッチを広く使い、さらにリードを広げにかかる。
しかし、対するクロトーネが前線から積極的にプレスをかけてくることもあり、なかなか好機を作ることができない。
膠着状態がつづき、お互いフィニッシュで終われない時間がつづくが62分、ユベントスにチャンスが訪れる。
キエーザが敵陣でボールを奪うと、キレのある仕掛けを見せ、中央で待つC・ロナウドにグラウンダーのクロスを送る。
可能性を感じさせるシーンだったが、これはわずかにタイミングが合わず、相手DFに阻まれてしまう。
さらに攻勢を強めるユベントスだが66分、三度(みたび)その姿勢が実を結ぶ。
キエーザのコーナーキックをデ・リフトが頭で合わせ、そのボールが相手DFに当たると、こぼれた所をマッケニー豪快にボレーで叩き込み追加点を奪取。
ダメ押しゴールを決め、リードを3点に広げることに成功した。
主導権を握るビアンコネーリ。ピルロ監督は70分、ベンタンクールに代えてMFニコロ・ファジョーリを投入。余裕のある采配を見せる。
一方、負けじと反撃に出るクロトーネだが、イタリア王者も集中した守りで相手の追随を許さない。
76分、“マエストロ・ピルロ”がふたたび動く。ラムジーとベルナルデスキを下げ、MFフェデリコ・ベルナルデスキとFWアルバロ・モラタを投入。前線の“活性化”を図る。
すると80分に、そのふたりが見せ場を作る。ベルナルデスキのスルーパスに反応したモラタが左サイドをえぐり、中央へクロス。
これを走り込んだキエーザが合わせようとするが、惜しくもオフサイドの判定。追加点には至らなかった。
終盤にはクロトーネが意地の攻めを見せるも、ユベントスは隙を見せずにゴールを死守。
86分には、3点の余裕を持ったビアンコネーリがサンドロとキエーザに代えてSBジャンルカ・フラボッタとアレッサンドロ・ディ・パルドを投入し、残りの交代枠をすべて使い切る。
ヤングタレントを試しつつも、さらに攻めつづけるビアンコネーリ。クロトーネの反撃にも屈せず、その後も主導権を握りつづけて試合はそのまま終了。
3-0で快勝し、公式戦の連敗を「2」でストップ。ホームで勝ち点「3」を手にし、順位を3位に浮上させた。
▼試合結果
ユベントス 3-0 クロトーネ
▼得点者
クリスティアーノ・ロナウド 38’ A:アレックス・サンドロ
クリスティアーノ・ロナウド 46’ A:アーロン・ラムジー
ウエストン・マッケニー 66′
著者:J-JOURNAL 山口 努
コメント
未消化試合ていつするんだっけ??
メンタリティにも影響するから早く戦ってほしい
お互いのコンペティションによるらしいですよ
日程空いたらやりましょう、ってことでしょう
早っ!w