Corriere dello Sport

バロンドーラーの豪快なPKが反撃の狼煙！

コッパ・イタリア準決勝インテル戦がスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで開催され、アウェイに乗り込んだユベントスが2-1で勝利を収めた。

試合序盤からデルビー・ディターリアらしく、互いに激しいせめぎ合いをみせる。

ややビアンコネーリが主導権を握り始めたが、9分に試合が動く。カウンターからMFニコロ・バレッラが左サイドを打ち破る。

グラウンダーのクロスを入れるとFWラウタロ・マルティネスのシュートをブロックできず、早々に失点を喫する。

まずはふりだしに戻したいビアンコネーリだったが、インテルの守備隊形を崩す攻撃をみせることができない。

それでも徐々に押し返す展開がつづいた22分、FWフェデリコ・ベルナルデスキがクロスを入れるとWGフアン・クアドラードが倒される。

このプレーがビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）判定によりPKとされ、この好機をFWクリスティアーノ・ロナウドが豪快に決め、1-1とする。

久しぶりの得点に嗅覚を取り戻した世界屈指のストライカーは35分、またしても大仕事をやってのける。

迎えた36分、GKサミール・ハンダノヴィッチとDFアレッサンドロ・バストーニとの連携ミスをポルトガル人FWは見逃さなかった。

バストーニからボールを奪うとクリスティアーノが無人のゴールへ流し込み、逆転に成功する。

徐々にテンポが生まれたユベントスは、クリスティアーノ、MFロドリゴ・ベンタンクールが果敢にミドルシュートを狙うも枠を捉えることができない。

その後は、鋭い出足でインターセプトをみせる展開がつづくも3点目を奪えず、前半を1点リードのまま終える。