ピルロ、“デルビー・ディターリア”で敗北したユベントスに「責任は私にある」
2021/01/18
tuttosport
スクデットを争うネラッズーリ(インテルの愛称)との直接対決に敗れ、勝ち点差も7まで広がってしまったビアンコネーリ。
とはいえピルロは、「この敗戦でチームが目指す目標は変わらない」と語ると、「責任は私にある」と自分を責めた。
「我々が抱いている目標は変わらないよ。強豪との対戦で足を踏み外してしまったけれど、長い道のりではこのようなことも起こることだ」
「そうは言っても、連勝記録をもっと伸ばすことができたはずだったのに、このような結果になってしまってガッカリしているよ」
「ある特定の目的を持ってここに勝負をしに来なくてはならないユベントスのようなチームなら、このような姿勢で試合に挑んではならないんだ」
「我々は、ここに自分たちのゲームをしにやって来るべきだったのに、あまりにも臆病になりすぎてしまい、相手の攻撃にバリアを張るばかりで、ほとんど何もできなかった」
「とはいえ、まず最初に敗戦の責任を負うのは常に監督だよ。選手たちに指示を出すのは監督なんだ」
「もしチームが、我々が準備した通りのことをしなかったのであれば、それは我々がすべきだったことを彼らが理解していなかったことを意味する」
「守備の局面に関してはしっかりと準備をしたつもりだったけど、開始15分後には配置が乱れてしまったところを相手に突かれてしまった」
「そして、スペースに走り込む相手の動きを見逃してしまい、試合の状況はより一層難しくなってしまったんだ」
コメント
芯の通った組織力とガッツ、ハングリー。今のユベントスにないのはこれだけだと思う。これを植え付けるのは監督の役目だろう。
監督には2つの能力が必要。ひとつはゲームプランニングで、相手の調査や既存選手での戦略立て。そしてそれを理想像に近づけて昇華させていく。
もうひとつは修正力。ゲームの状況変化に応じて対処する洞察力と最適解を導くスピード。選手でいえばゲームの流れを読む力。
後者はアッレグリが本当に優秀だった。ピルロも現役時は流れを読む視野の広さは持ってたはずだから、期待してる。
もう少し辛抱するよ。
あなたの思い描いてる事を誰でも描けるわけじゃないし出来るわけでもない
それはあなたのプレービジョンだ
正しいか間違いかでなく各選手に適合したものを提供し組織化してほしい
理想を押し付けるだけじゃ一流監督になれない
湯水のように資金があればペップのように理想も成就できる戦力を持てるが
そんな資金を持ってるイタリアのクラブはもうない
今のユーヴェにはあなたの思い描くサッカーをするだけのビジョンもテクニックもない
それがあればサッリも成功してる基盤がずっとアッレグリ時代のままなんだよ
そこに補強方針のブレから色々方向性のないプランが入り混じって最適化出来てない
それはピルロのせいではなくて明らかにフロントの責任だろう。誰が考えても初心者のピルロに任せるなんておかしいってわかってたはず。それをチームが完敗したときにだけ持ってくるのはずるいと思う。