同紙は、このオーストリア人CBが長年プレーしてきた欧州王者から退団するのにはそれなりの理由があるとし、少なくとも年俸については1500万ユーロを望んでいると報じている。

その金額を支払えるかどうかが、交渉のキーポイントになるだろう。パラーティチCFOにはその金額を工面するアイディアが必要になるはずだ。

さらにユベントスは、アラバの獲得が実現しなかった場合の「プランB」について考えていることも以前から伝えられている。

イタリアメディア『calciomercato.com』は同日、ユベントスがフィオレンティーナのDFニコラ・ミレンコヴィッチ（23）とすでに接触していると報道。

さらに、スペインのセビージャに所属するブラジル人DFジエゴ・カルロス（27）とも交渉を試みているとしている。

つまり、パラーティチの補強プランにおいて、DFライン強化のプライオリティーは高いと言えるだろう。

昨年夏にアヤックスから獲得したDFマタイス・デ・リフトに続く、守備改革に着手していることがうかがえる。

主将ジョルジョ・キエッリーニの引退が年々と近づき、ベテランDFのレオナルド・ボヌッチに掛かる負荷も大きくなっている今、ユベントスにとって最終ラインの補強は、重要なポジションとなっている。

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