今夏、“相思相愛”であるユベントスに再加入したモラタだが、復帰戦となった第2節ローマとの一戦では相手の強固な守備を前に本来の力を発揮することができなかった（試合は2-2のドロー）。

さらに、試合が行われなかった第3節ナポリ戦の先発メンバーにも、彼の名前はなかった。

しかし、ナショナルマッチウィーク期間中にチームメイトの戦線離脱というアクシンデントが起こったことで、このスペイン人FWには再び実力を示すチャンスが訪れようとしている。

それも今回は、最前線のストライカーを生かすことができるFWデヤン・クルゼフスキと新加入のFWフェデリコ・キエーザがモラタの両脇を固めると予想される。

どの選手も、前所属チームで絶対的主力として才能を発揮していた実力者だ。

不測の出来事が続いているユベントスの攻撃陣とはいえ、この3人の新加入組がカンピオナート序盤戦の難局を乗り越える主役となるだろう。

そして、「チーム力」をより強固にするタイミングだと信じたい。

モラタにとっては、本来の輝きを見せる絶好のチャンスだ。

CASA D’ANGELO CON J-JOURNAL

【現地で使えるイタリア語】 名詞の性・数変化~サッカー観戦~Vol.5