ユベントスの指揮官ピルロ、サンプドリアを警戒も「CFがいなくても試合はできる」
「スアレスのユベントス加入は難しい」
ユベントスの2020/21シーズンのセリエAがついにスタートする。
指揮官に就任して初の公式戦となるサンプドリアとの開幕戦に向け、アンドレア・ピルロが19日に前日記者会見に臨んだ。
イタリア紙『TUTTO SPORT』ほか主要各紙がその模様を伝えている。
――明日あなたは、経験が非常に豊富な(クラウディオ・)ラニエリ監督が率いるチームと対戦することになります。そのサンプドリアとは、どのような試合になると予想していますか?
「難しい試合になると考えているよ。ラニエリについて多くの人が良く知っているように、とても優れた監督だ。それは彼の長いキャリアでも証明されていることだね」
「それに、彼らがここ(アリアンツ・スタジアム)で試合をするときは、常に2つのライン間を狭めてくる」
「プレースペースが少ないことは予想できるが、攻撃するためのスペースを見つけ出す必要があるね」
「その上で、彼らはカウンターを仕掛けてくるだろう。それにも上手く対応しなければならない。我々はそのための準備をしてきたよ」
――明日は、これまでのトレーニングやノヴァーラとの練習試合で見えたものとは別に、どのようなことをあなたのユベントスで見たいと思っていますか?
「我々がシーズンの初めから準備して来た成果が見たいね。つまり、前向きな姿勢、ピッチの支配、攻める場面でもボールを継続的に求める意欲だ」
「主にこういったことを我々はこの1カ月間で熱心に取り組んで来た。トレーニング方法が変わったことからも、完璧にこなすには少し時間がかかるかもしれない」
「とはいえ、ここ最近は選手たちが何かしら理解しているような印象を受けている。我々はかなりうまくやれていると思っているよ」
――「センターフォワード(CF)の到着は急いでいない」と言っていましたが、そのジョカトーレがルイス・スアレスになる可能性はまだありますか?
「現状を考えると難しいだろう。それにイタリア国籍のパスポートを取得するには、それなりに時間が掛かることも知っている。だから、彼がユベントスのCFになるのは簡単ではないずだよ」
コメント
「相手のペナルティエリア内に可能な限り多くの選手たちが向かうようにするつもりだ」
これよこれ。これが昨季一番足りてなかった部分。
クロス上げるにしても崩すにしても中央にロナウドしかいないんじゃ跳ね返される。クロスの精度が低いとはよく言われるけどそれよりもゴール前の人数の問題だと個人的には思ってる。
めちゃくちゃなハイリスクを冒してまで入ってこいとは言わないけど、ゴール前の厚みに関しては昨季より良くなるのを期待したい。
システムに選手を当てはめるタイプではなく、選手からシステムを構築する所は揺るぎないのね。
いる選手で最適化しそうだけれど、CFタイプは選択肢がかなり広がるからプレゼントしたほうが良さそうだ。
ただ、CF来た場合のディバラはどう扱われるのかは気になってる人多いのでは。
ベンチにいたら心強くはあるけど、できればロナウドも共にスタメンでみたいな。
スタメンならトップ下かな?練習試合の時のように押し上げるなら前線や中盤でバランス保つのはさほど難しくないだろうし。
クルゼフスキは左サイドでも特徴発揮できそうだし、居場所見つけるのに苦労しなさそうだ。