アニェッリ会長「ユベントスを特徴づけてきたハングリーさを取り戻す必要がある」
2020/08/10
Il Messaggero
――パラーティチCFOやネドヴェド副会長は、『全ての人間が議論の対象となる』と言っていたことからも、これは彼らクラブ幹部の将来も議論される可能性があるという意味なのでしょうか?
「数日前に私は、今季のようなシーズンを巧くコントロールすることができたとしてネドヴェドとパラティチと(フェデリコ・)ケルビーニを褒めた」
「私が数日前に言ったその言葉を変に誤解してもらっては困るね。私はこのクラブ幹部のグループに対して称賛と尊敬の念を抱いていることを繰り返し強調させてもらうよ」
「非常に緊密な関係があり、そして、現在ユベントスが追求しなければならない目標を共に追求し続けていくことになるグループなんだ」
「それからCLは、その他のクラブも我々と同じように優勝することを目的に野心を持って参加するコンペテイションだ」
「その一方で、組み合わせ抽選会の時に誰も不満を口に出さなかったようなリヨンのような相手との対戦で、このような結果になってしまったことに失望しているのは当然だよ」
「だが、私のクラブの幹部たちは、とても優秀で親密な関係にあるグループだ。彼らを手放すつもりは毛頭ないよ」
――サッリ監督の戦い方や今シーズン加入した選手たちのパフォーマンスについて、あなたは納得していますか、それとももっと期待していましたか?
「私が強調したいことは、歴代優勝チームの名簿をみても、そこに書かれているのは優勝チームの名前だけだ、ということだ」
「そこには、『もっと良いパフォーマンスを期待していた』とか、『ロックダウン中に…』とか、『苦労したシーズン』などといった脚注は書かれてはいないんだよ」
「重要なのは、主なふたつの目標の内のひとつであるスクデットを我々が今年獲得したということだ」
コメント
コンテの時は期待の声の方が大きかったよ。
よく調べてね。
欧州での実績が殆どない我々がスクデットを失う意味を本当に理解してるのか
CL獲ってからピルロならまだ許容できるし待つ価値も生まれてくる
だが現段階でのピルロ招致は本当に意味が分からない
終わりだぞ現時点で王者の肩書を失ったらユヴェントスは何もなくなる
もしも来季ミランがCL圏内に入るような事になれば全て奪われる可能性すらあるんだ
クラブは売却され欧州最高峰の歴史と資金をやつらは取り戻す
イタリアにいる才能溢れる若手も実績のあるベテランも
その誰もが赤黒に袖を通す事を第一に求めだす本当にそれを分かってるのか
以前はイタリアと言われれば誰もがミランと答えた
我々の方が断然リーグを制してるにも関わらず常に格下扱いをされていたんだ
成績を見てみろ90年代以降ミランがどれだけリーグに弱いチームだったかを
10年近く優勝してないと言われてるが最後に優勝した年の前も7年間優勝してない
それでもイタリア最高のクラブだと言われていた
リーグでは大して強くもなかったのにだよ実際ローマの方がよっぽど強敵だった
セリエを見て来た人間ならミランがどれほど特別な歴史を持ったクラブか
それを理解してるはずだ
墜ちた古豪で済ませれる存在じゃない本当に恐ろしい事なんだよく考えろ
全てを失う覚悟があってピルロを楽しみにしてるってのならいい
ただそこまで考えて誰も発言してない
あいつらにとってスクデットは単なるアイコンでしかないが
今の我々にとってスクデットは全てだ
CLを制する前にこのような暴挙に出たフロントに理解を示したくない
国内のリーグ優勝はどのクラブも目標にするものだし軽視してるクラブはありません。
寧ろ長い間、欧州国内どちらも結果を出していないクラブには一番の目標ですよ。
スクデットがアイコン程度になるとしたら国内2冠はノルマ的になってるユーベだけでしょうね。
長々と書いているけど何の中身も無い空虚さ。
単なる個人のコンプレックスよね。
個人的には、ミランがベルルスコーニ黄金期に突入した頃からしか欧州サッカーをリアルタイムで知らないので教えて欲しいのですが、ベルルスコーニ以前のミランってコメ主が言う程(イタリア中の選手がミランに加入を夢見る程?)に魅力的なクラブだったんでしょうか?
ミランの過去のタイトルを見てもベルルスコーニ以前は、多くの優勝実績のあるクラブで魅力的なクラブには思えないものですから…
よっぽどユベントスの方が80年代以前の実績も多い様に見えます。
コンテの時も、アッレグリの時も、同じこと言ってそうですね。
我々って誰なんだろう。我々がティフォージのことを指すなら、アニェッリこそ1人目のティフォージだよ。
9年前、2年連続で7位に終わってたユベントスを復権させたのもアニェッリ。コンテが投げ出した後、反発を承知でアッレグリを連れてきたのもアニェッリ。全て失うというが、それ以前に、それらを築いたのはアニェッリのマネジメントだ。
コンテの時も、アッレグリの時も、最初は懐疑的な声ばかりだった。結果が出なかった時に判断されることだと思うけどね。
ミランは長い間、グランデトリノやグランデインテルらに及ばない中堅クラブだった。八百長二部落ち(ホンマもんのやつ)したところをベルが二束三文で買い取って、マネードーピング(赤字補てん)で急速に強くなった。長いことカルチョを見てきたイタリアの爺さんたちからすると、強豪としての歴史が浅い新興勢力。ベルの資金力が欧州サッカーのマーケット拡大についていけず。オイル勢のようなしたなかな戦略も何年も横目で見ているだけで皆無(FFP対策)。改革も新しいアイデアもなし。ここ何年も元の地位に戻って楽しくサッカーをしているところ。
要するに、「強い精神」、魂を取り戻すためにピルロ監督就任はこの時点での最適解だったと。監督未経験だろうとピルロならやってくれると。「ゼロからの再出発」ってのは、分かってるけど0からチームを作り直すわけだから結果が出るまでティフォージ含めまた忍耐が必要ってことですね。
サッリは優秀な監督だと思いますが、選手たちがどこかユーヴェ魂が欠けているように感じさせたのは、緻密すぎると言われる戦術がゆえだったかもしれませんね。ポゼッションサッカーをするにしてももう少し単純明快な方がいいと。見当違いな推測かもしれませんが。