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コラム:ユベントスから近づいては遠のくビッグイヤー…サッリは終止符を打てるのか

2020/08/07

image@line today

著者:J-JOURNAL 編集部 山口 努

 昨年12月、野村明弘さんと対談したとき、同氏は気になることを口にした。

 「サッリはプレミアリーグより欧州での戦いのほうが向いているのかもしれませんね。(ラファエル・)ベニテスみたいな監督なのかな…」と感想を述べていた。

 チェルシーファンの野村さんにとって、1シーズンでクラブを去ったイタリア人監督への小さな敬意だったのかな、と個人的に感じた。

 対談をした頃、イタリア王者は今シーズン初の黒星をアウェイでラツィオに喫したときだった。

 開幕からUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも無敗をキープしていた「サッリ・ユベントス」は、破竹の勢いをみせていた。

 だが、シモーネ・インザーギが率いるラツィオは長年チームを率い、ほぼ完成させている難敵だった。

 ビアンコネーリを率い、半年にも満たないマウリツィオ・サッリとでは埋めきれない差を感じたユベンティーニも少数派ではないだろう。

 アクシデントもあった。好調だったMFロドリゴ・ベンタンクールはこの試合でも見せ場を作り、FWクリスティアーノ・ロナウドの先制点をお膳立てした。

image@CGTN.com

 だが41分、負傷交代によりピッチを去るとラツィオにズルズルとラインを下げられ、前半終了間際に同点弾を許した。

 後半はホームで同点に追いつき、勢いに乗ったラツィオがビアンコネーリを押し込み、2点を奪取し、1-3の完敗を喫した記憶が濃い。

 その後、スーペルコッパ・イタリアーナでもラツィオに連敗すると、にわかに「サッリ解任論」がささやかれる。

 フットボールの世界で、有終の美を飾れる監督は少ない。

 ほとんどの監督は責任を取らされる形でクラブを追われるのが一般的であり、“勝ったまま”去れる監督は稀有な存在だ。

 あれほど勝ちまくったマッシミリアーノ・アッレグリでさえ、昨シーズンCLに敗れると心ない誹謗中傷を浴びせたユベンティーニがいたのは記憶に新しい。

 サッリは4-3-3から4-3-1-2にシステムを変更するなど、試行錯誤の末、前人未到のスクデット9連覇を達成。その軸となったシステムは現在の4-3-3だった。

 今シーズンのカンピオナートでは7敗を喫し、最終的に「43」失点を献上している。イタリアは守備に対し厳しい目をもつリーグであり、辛辣なメディアが割拠している。

ronaldo.com

 この結果にメディアは「1960/61シーズン以降『最低の王者』」と報じた。たとえ、2試合残してスクデットを決めたとしても、きびしく批判。

 また、体(てい)たらくな試合内容は、ビッグクラブの宿命により「リヨンとの2ndレグに敗れれば解任」といった論調で語るメディアも多数存在するのが現状だ。

 この9年間、ビアンコネーリは「勝って当然」といった風潮が染みつき、負ければ、鬼の首を取ったように批判される。

 それでも現在61歳のイタリア人監督は、クラブの首脳陣に感謝している。

 チェルシーを退団し、今シーズンよりビアンコネーリの監督に就任したサッリは「監督という職業を始めてから、ここまでのサポートを受けたことがない」と公言する。

 再開されたカンピオナートでも、過密日程の中、見事にスクデットを勝ち獲った功績は称賛に値するはずだ。

 たとえ、ラツィオやインテルの“失速”に助けられた、という見方があるにしてもスクデットを手にしたのはユベントスであり、サッリである。

 また、クラブがこの61歳のイタリア人指揮官に求めたのは「スタイルの構築」だったはずだ。

image@giornalenuovaimmagine

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