ユベントスでイタリア国内初タイトルを獲得したサッリ「スクデットは特殊な味がする」
2020/07/27
The Mirror
「スポーツにおいて当たり前なことなど何もない。これほど長い間、このレベルに維持することは困難を極める」
「少なくとも、今のこのグループにとって楽に達成できたリーグ優勝ではないことは間違いないよ」
「とても苦労した1年間だったし、とても特殊で、とても長く、とてもタフでハードなカンピオナートだったんだ」
「最終節よりも2節も前にリーグ優勝を決めることができたのは、このグループの功績だと私は考えている」
「8シーズン連続でスクデットを勝ち獲り、その後も高いモチベーションを維持して前に進み続けるというのは、決して当たり前なことではない」
「簡単なことでもないんだよ」と今シーズンをふり返り、感極まったのか涙を浮かべ、説明した。
「このスクデットを祝う選手たちをピッチに残して、あなたがドレッシングルームへと戻った理由はそれ(涙)なのか?」と問われると「いいや、違うよ」
「バニシングスプレーを吹き付けられるのが怖くて逃げたんだよ。明らかに不意打ちを食らわされるような予感がしたからね」
「だから中で待っていることにしたんだ。どちらにせよ、結果は同じだったけどね」と笑顔をのぞかせた。
コメント
しかしよくやってくれたよ本当に。
この人常に色々言われるけど、たとえチームとして完成度が低くても、シーズン通して攻撃の形が作れてなくても、個の力だけで勝った試合があっても、就任1年目で、コロナに振り回されたシーズンでスクデットって大した功績だよ。
正直、諦めはしないが現実的に考えたら今季はスクデット無理かなって思ってた身からすれば。
でもそれはサッリ監督のサッカーが見えなかったわけじゃなくて、アレグリ体制と比べたら明らかに前からはめにいくプレスの回数が増えて成功率も上がってきてる。
前体制で課題だった組み立てのミス、前線の選手たちの孤立問題が解決に向かいつつあるし、失点が多い部分はもちろんいただけないが選手たちが言う通りまだまだこれから改善できる。
ちょっと気が早いが今からすでに来季が楽しみ!
ってなわけでリヨン戦も絶対勝ちに行こう!