【JJパジェッレ】セリエA第29節 ジェノア対ユベントス
MOM:ディバラ(83分までプレー) 【7.5】
スペースへ自由に動き攻撃を牽引。ロナウドとの関係性もよく、パス交換から何度も好機を生んだ。50分には単独突破からPA内で左足を振り抜き、好調だったGKペリンの守るゴールをこじ開けた。3試合連続ゴールで今季2桁得点に到達。さらに0-0の局面を破ったのは10得点中7度とエースの風格が漂う。
シュチェスニー 【6】
前半の見せ場は一切なし。後半は76分のサナブリアの低い弾道のシュートは軽快な反応で弾き出した。だが、その直後に訪れたピナモンティの左足のシュートには反応できず。もう少しニアをケアしていれば…という見方もあるが、得点者を褒めたい。
クアドラード 【6】
右サイドで幅を取りFWやMF陣と連携。崩しの局面で貴重な存在となった。35分にはラビオ、54分にはベルナルデスキへ絶妙なクロスを送り好機を演出。ディバラへのアシストも記録した。しかし、ピナモンティに対する軽い守備で失点を助長。それを除けば及第点以上の活躍だっただけに残念だ。
デ・リフト 【6.5】
地上戦、空中戦と対峙した相手にことごとく勝利。シュートやパスにも素早く反応した。中央から右サイドの守備において、変わらない安定感を見せている。76分にはピナモンティのシュートをスライディングで抑えにかかるも、わずかに届かず。その悔しさがさらに彼を成長させるだろう。
ボヌッチ 【6】
最終ラインを統率し、ジェノアの攻撃の大半を抑えた。しかし、ファヴィッリへのファウルは、ゴールから離れた位置だっただけに警告を受ける対応は避けたかった。76分の失点シーンでは、右サイドからのクロスボールを足を滑らせてクリアできず。悔しさの残るものとなってしまった。
ダニーロ 【6】
出場停止明けの今節も、本職不在の左SBで先発出場。シャープな動きで安定した守備を披露。コンディションの良さを感じさせた。ロナウドの得点時には、サイドチェンジのボールをカットして相手の攻撃を寸断。そのプレーが起点となり得点が生まれた。攻撃面では改善の余地あり。
コメント
失点シーンは、クアドラだけじゃなく、その前の相手クロッサーに対するラムジーの対応や、クロスを跳ね返せなかった中の味方にも問題があると思う。クアドラードはSBとしての守備が・・・なんてよく言われるがあの失点の主な原因を彼の守備の軽さとするのは酷。逆にそれが酷だと思うくらい他の局面では守備をよく頑張ってくれた、前節と違い組み立てもほぼミスなし、最後までよく走ってくれた。今日もだいぶ狙われてましたからね、右サイド。
誰も賛同しないと思うが今日のMOMはクアドラードにあげたいと思うほど。かなり守備よくなってるよ彼は。