コンテのインテル指揮官就任が後押し

昨夏のメルカートではFWパウロ・ディバラ（26）の去就に関する報道に、ユベンティーニの心情は揺さぶられた。

ビアンコネーリの「10」番を巡っては、マンチェスター・ユナイテッドのCFロメル・ルカク（26）とトレード成立間近まで迫ったものの、本人がユベントス残留の姿勢を崩さなかったことにより破談。

その後、爆発的なスピードにくわえて強靭なフィジカルを兼ね備えるベルギー代表はネラッズーリ（インテルの愛称）のユニフォームに袖を通している。

闘将アントニオ・コンテのもとで充実したシーズンを過ごす中、同選手の代理人を務めるフェデリコ・パストレッロ氏が現地時間22日、イギリスメディア『Sky Sport Italia』のインタビューにて移籍の舞台裏を語った。

「ロメルはプレミアリーグを離れたいという意思を示していた。彼には愛情を感じる場所が必要だった」

「彼はユベントスと比べてインテルのティフォージの方が温かいことに気付いていたし、これが（移籍先の決定に）違いを生み出すものになった」

パストレッロ氏はつづけて「ディバラとマンチェスター・ユナイテッドが個人合意に至らなかったことが（彼のインテル移籍を）決定づけるものだった」