リヨン会長、CLユベントス戦の中立地開催案に言及「可能性は排除できない」
2020/03/03
Web24 News
「UEFAの決断を待つ」
コロナウイルスの蔓延による混沌とした状況は現在もなおつづいている。
カンピオナートの試合も延期を余儀なくされている現状だが、この被害はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも影響を及ぼすかもしれない。
フランス紙『L’Equipe』は現地時間2日、オリンピック・リヨンの会長を務めるジャン・ミシェル・オラス氏のCLラウンド16・ユベントス対リヨンの2ndレグの「中立地開催の可能性」に関するコメントを伝えている。
同氏は「開催場所はUEFA(欧州サッカー連盟)が決める。しかし考慮すべき要素がいくつか出てきているのも事実だ」
「たとえばユベントスのU-23チームはいま隔離されている(直近の対戦相手であるピアネーゼの選手にコロナウイルスの陽性反応が出たため)」
「だがそのうちの4選手はトップチームの練習に参加している」とコメント。周囲への感染を危惧し、警戒を強めた。
つづけて「私はUEFAの決断を待つ。いいニュースが聞けることを願っているが、どうなるか見てみよう」
「しかし最悪の場合、中立地での開催の可能性も排除できないだろうね」と語り、この件に関して慎重な姿勢を貫いている。
1stレグを0-1で落としたビアンコネーリにとって、慣れ親しんだ“ホーム”アリアンツ・スタジアムでプレーできないという事態はネガティブな要素になり得る。
現在はまだ可能性の段階だが、この一件が早く終息に向かうことを願いたい。
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