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Bチームでは急遽トレーニング中止

イタリアでの新型コロナウイルスによる被害は深刻さを増すばかりだ。

主要都市ミラノが位置するロンバルディア州やエミリア＝ロマーニャ州、ヴェネト州を中心に感染が拡大すると、現地時間2月29日時点で感染者は1100人を上回っている。

また同日には「デルビー・ディ・イタリア」を含め、無観客での開催を予定していたセリエA第26節の5試合が行政機関との調整の結果、急遽延期の措置が講じられた。

異常事態に見舞われる中、ティフォージはミッドウィークに控えるコッパ・イタリア準決勝2ndレグ・ミラン戦の開催可否について心配しているだろう。

その中、イギリスメディア『Sky Sport Italia』はイタリアメディア『ANSA』の報道を引用して「ミラン戦は予定通り3月4日に開催される」と伝える。

ただ、アリアンツ・スタジアムで開催されるこのリターンマッチでは、感染者が急増している3州の在住者はスタジアム入場禁止となる見込みだ。

一方でユベントスは29日、コロナウイルスの影響を考慮しBチームのトレーニングが中止になったことを公式発表。

ユベントスU-23は先週末に行われたリーグ戦でUSピアネーゼと対戦しているが、このUSピアネーゼで選手やスタッフあわせて4名の感染が確認されており、予断を許さない状況となっている。

なお、トップチームは29日もトレーニングを行っており、当初インテル戦に臨む予定であった3月1日はオフに充てられる。

状況が悪化の一途をたどる中、“カルチョ”のある日常が奪われることを誰もが危惧しているはずだ。

 

▼コッパ・イタリア準決勝2ndレグ　ミラン戦・放送予定

※延期が決定（振替日、放送については未定）