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デ・シリオやベルナルデスキについては…

ビアンコネーリの周囲はメルカートに関する話題で騒がしい状況が続いている。

現地時間26日に行われたセリエA第21節・ナポリ戦では、MFエムレ・ジャン（26）をはじめ去就が不透明となっている一部選手が招集されなかった。

ファビオ・パラーティチCFO（チーフ・フットボール・オフィサー）はスタディオ・サン・パオロでの一戦を前に、イギリスメディア『Sky Sport Italia』のインタビューに答えている。

「以前に言ったように、ユベントスはクオリティの高いスカッドを備えているので、他のクラブが我々のジョカトーリ（選手たちの意）を欲しがるのは至って普通のことだ」

「だが、（フェデリコ・）ベルナルデスキを巡ってはバルセロナやミランと何も交渉を行っていない」

背番号「33」に関する噂を完全否定した同CFOは、パリ・サンジェルマンと取引を行う可能性について触れる。

「（マッティア・）デ・シリオと（レイヴァン・）クルザワのトレードについて、現段階ではその可能性を見極めているところだ。今後数日間様子を見よう」

そしてブンデスリーガ方面からの関心が絶えないドイツ代表MFについて「エムレ・ジャンは重要な選手であり、彼が残留すれば我々は幸せだ」

「だが、彼はヨーロッパで最も優れたミッドフィルダーのひとりだ。ヨーロッパ圏内の多くのクラブが関心を示している」

「我々は彼がここにとどまることを願っているが、彼が退団する場合は代わりの選手を獲得することはないだろう」と今冬にクラブを離れる可能性があることを認めた。

メルカート閉鎖を間近に控える中、ビアンコネーリ首脳陣にとってさらに忙しい一週間となりそうだ。