【JJパジェッレ】スーペルコッパ・イタリアーナ ユベントス対ラツィオ
MOM:ディバラ 【6.5】
序盤は攻撃面で停滞感漂う中、中盤までポジションを下げてビルドアップに参加。厳しいマークを受ける中でもキレのあるドリブルからゴール前へ迫ると、前半終了間際にネットを揺らした。
ラムジーやD・コスタの投入後は自身に対するマークが分散されると、83分にはニアサイドからとっさに飛び込み、鋭いヘディングシュートを見せている。
シュチェスニー 【5.5】
前半にはカウンターから招いたピンチで逆を突かれる中でも好セーブを披露しているが、クロスから2失点を喫した。ラストプレーでの失点に関しては、絶妙なコースに決められたこともありノーチャンスだった。
デ・シリオ(55分までプレー) 【4.5】
2週間前の対戦と異なり先発起用されたデ・シリオだったが、序盤から自身の裏のスペースを使われると、17分にはマッチアップしていたルリッチに剥がされ、失点を招いた。その後もラツィオはユベントスの右サイドに攻撃の起点を置くことが多く、同選手は後半の早い時間帯で退いている。
ボヌッチ 【5】
デミラルの個人能力に助けられる場面もあった守備では、2失点の責任の一端を担わなければならない。攻撃面では効果的なロングフィードやグラウンダー性の縦パスがほとんど見られなかった。89分にFKから絶妙なタイミングでのヘディングシュートを見せたが、わずかに枠外だったことが悔やまれる。
デミラル 【6】
ここ最近の好調ぶりはこの大一番でも冴えわたった。前半の失点直後におけるカウンターではインモービレとの対人戦で勝利。その後も空中戦での強さを発揮すると、再三にわたりカウンターを仕掛ける相手に対してスペースのカバーリングの速さを披露している。
サンドロ 【5】
機をうかがってサイドから攻撃参加する時間帯もあったが、前回対戦と同じくスピードに富んでいるラッツァーリとのマッチアップで苦戦を強いられた印象だ。2失点目のシーンでは、そのラッツァーリに交わされてクロスの供給を許したことが痛かった。