ユベントス、ラツィオにリベンジならず…スーペルコッパ敗戦で今季初タイトルを逃す
先制を許すも背番号「10」が意地を見せる
現地時間22日、ユベントスはスーペルコッパ・イタリアーナでラツィオと対戦し、1-3で敗北を喫した。
直近の対戦でラツィオに1-3と敗れているビアンコネーリは、FWクリスティアーノ・ロナウド、FWパウロ・ディバラ、FWゴンサロ・イグアインが形成する“トリデンテ”をスタートから起用。
さらに、最終ラインではDFレオナルド・ボヌッチと成長著しいDFメリフ・デミラルがコンビを組み、自陣ゴール前に鍵をかける。
試合はリベンジに燃えるユベントスが序盤からボールを丁寧につなぎ、相手の守備をいなしていく。
しかしファーストシュートを打ったのはラツィオ。中央でボールを受けたMFルイス・アルベルトがPA手前から豪快に右足を振り抜きユベントスゴールに襲いかかる。
だがこれは枠を捉えきれずラインを割り、事なきを得る。
反撃に出たいユベントスだったが17分、その気持ちが裏目に出る。
WBセナド・ルリッチに右サイドへの侵入を許し、エリア中央へクロスを送られる。これをFWチーロ・インモービレがトラップし、中へ折り返す。
これを受けたL・アルベルトが右足で冷静に沈め0-1。ラツィオに先制を許してしまう。
負けられないビアンコネーリは22分、MFミラレム・ピアニッチのフィードに反応したイグアインがこれをコントロールし、C・ロナウドへ落とす。
これを背番号「7」が得意の右足で狙うが、枠を捉えきれずボールはバックスタンドへと消えていく。
さらに31分、C・ロナウドとディバラのコンビネーションから相手のファールを誘うと、敵陣エリア手前から背番号「10」がフリーキックで直接狙う。
巧く巻かれた絶妙なシュートだったが、これは惜しくもポストのすぐ脇を抜け、反撃の一手とはならない。
つづく35分、MFロドリゴ・ベンタンクールのドリブルが起点となり、相手のクリアミスを誘発。
これを拾ったディバラがイグアインへと渡し、そのままシュートを放つがボールは力なくタッチを割ってしまう。
ラツィオにチャンスをおおく与えるも、攻めの姿勢を崩さないユベントス。すると45分、ついにその努力が実を結ぶ。
相手のクリアミスを拾ったピアニッチが敵陣エリア前でMFブレーズ・マテュイディに横パスを送る。
これをこのフランス代表がさらに横へつなぎ、ボールを受けたC・ロナウドがシュートを放つ。
一度は相手GKにセーブされるが、そこに走り込んだディバラが流し込み1-1。試合を振り出しに戻す同点ゴールを挙げる。
その後、主審の笛が鳴り前半は終了。主導権をラツィオに握られるもユベントスがイタリア王者の意地を見せ、同点で試合を折り返す。
コメント
こういった中にスペースを作らせてくれない相手にはマンジュとロナウドに放り込むのがとてつもない脅威になるってことはアッレグリが証明していただけに残念。
ラツィオ相手だと勝てる気がしないよな。
チャンスはあるのにシュート入らない これに尽きる
相手にもリードされて上手く守られたが。それでもチャンスはあった トリデンテは魅力的だが中盤の負荷が半端ないってのはまさに今日のことだった
ベンタンクールは頑張ったよ アディショナルの退場なんて評価を下げる要因にはならん しかもそのFKをあの時間帯でノーチャンスなのを沈められた時点で今日はユヴェントスの日じゃない
にしてもラツィオはなんでこんな対ユヴェントス強いのよ笑
この強さ巧さでなぜEL敗退した?
クリロナちょっとペナ内で倒れ過ぎな印象だったなぁ