ユベントス、ラツィオにリベンジならず…スーペルコッパ敗戦で今季初タイトルを逃す
終盤に猛攻を見せるが…
後半、上手く立て直したいユベントスは49分、早速チャンスを迎える。
C・ロナウドがドリブルで中央へ切り込み、パスを受けたマテュイディがフリック。
それを受けたディバラが左足を振り抜くが、これは惜しくも枠へは届かない。
55分、マウリツィオ・サッリはSBマッティア・デ・シリオを下げ、SBファン・クアドラードを投入。攻撃を加速させる一手を切る。
ラツィオに押し込まれるビアンコネーリは57分、相手のクロスがマテュイディに当たって自陣エリア内に溢れると、これをインモービレが難しい態勢からシュートを放つ。
しかしこれは上手くミートせず、難を逃れる。
均衡を破りたいユベントス。66分にはイグアインに代わってMFアーロン・ラムジーをピッチへ。攻撃に変化を加える。
試合は徐々にオープンな展開となるが、両チームともになかなかネットを揺らすことができない。
しかし76分、恐れていたことが現実となってしまう。
WBマヌエル・ラッツァーリに左サイドからクロスを挙げられると、MFマルコ・パローロがこれを頭でフリック。
そこに走り込んできたルリッチが勢いよく叩き込み1-2。勝ち越しを許してしまう。
後がないユベントスは76分、マテュイディに代えてWGドウグラス・コスタをピッチへ。さらに攻撃のギアを上げる。
しかし、選手交代によって攻撃に可能性が見えてきたものの、それでも詰めの部分が上手くいかないビアンコネーリ。
82分にはFWホアキン・コレアにカウンターからネットを揺らされるが、これはオフサイドの判定。冷や汗をかく展開がつづく。
ラムジー、コスタらを中心に次々とラツィオゴールに襲いかかるユベントスだが、試合終了間際にはベンタンクールが相手決定機を阻止したとして2枚目のイエローカードを受け退場。
さらにMFダニロ・カタルディにフリーキックからダメ押しゴールを奪われ1-3。反撃の芽を摘まれてしまう。
その後、すぐに試合終了を告げる笛が鳴り敗戦が決定。
前回の対戦のリベンジに燃えるビアンコネーリだったが結果はついてこず、今シーズン初タイトルのチャンスを逃してしまった。
▼試合結果
ユベントス 1-3 ラツィオ
▼得点者
L・アルベルト 16’
ディバラ 45’
ルリッチ 73’
カタルディ 94’
著者:J-JOURNAL 編集部 座間 遼祐
コメント
こういった中にスペースを作らせてくれない相手にはマンジュとロナウドに放り込むのがとてつもない脅威になるってことはアッレグリが証明していただけに残念。
ラツィオ相手だと勝てる気がしないよな。
チャンスはあるのにシュート入らない これに尽きる
相手にもリードされて上手く守られたが。それでもチャンスはあった トリデンテは魅力的だが中盤の負荷が半端ないってのはまさに今日のことだった
ベンタンクールは頑張ったよ アディショナルの退場なんて評価を下げる要因にはならん しかもそのFKをあの時間帯でノーチャンスなのを沈められた時点で今日はユヴェントスの日じゃない
にしてもラツィオはなんでこんな対ユヴェントス強いのよ笑
この強さ巧さでなぜEL敗退した?
クリロナちょっとペナ内で倒れ過ぎな印象だったなぁ