「ポグバは最高額で移籍するだろう」ライオラ氏の狙いは?
2015/02/09
代理人は今夏史上最高額でのプレミア勢移籍を予想
フランス代表のMFポール・ポグバは、来シーズンから再びイングランドに戻る可能性が浮上している。ポグバの代理人であるミーノ・ライオラ氏は、アーセナル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドを移籍先として挙げている。そして、イングランドのクラブは、2013年にトッテナムからレアル・マドリードに移籍したガレス・ベイルの移籍額の8500万ユーロ以上は払う必要があると述べている。
ライオラ氏はポグバについて話した。「ポグバは勝者だ。彼はフットボールの歴史に大きく名を刻みたいと思っている。そして、既にそれは実現できている。21歳にして、彼は無二の存在となり、ビッグクラブであるユベントスを彼が牽引できていることを世界に示している。ポグバほどの選手は他にいない。彼の未来?ポグバはどんなチームにだって入れるだろう。正しい時が来れば、この夏にそれ(移籍)が起こることだって考えられる。正しい時が来なくとも、あと2年は今のチームに残ることが出来る。」
最近、ライオラ氏によるポグバの移籍話が絶えない。ポグバ自身は、ユベントスに満足しており、今期契約を2019年まで延長している。年俸は正式に発表されていないものの、『Gazzetta dello sport』の報道から、加入当初の150万ユーロよりも300万ユーロ引き上げられた額である450万ユーロになるとみられている。
確かに噂通り、数々のビッグクラブがポグバの獲得を試みていることは容易に想像できる。移籍額に関しても、ニューレコードまでとはいかなくとも、かなりの高額が想定される。しかし、最近のライオラ氏の言動は、獲得を試みているビッグクラブへのメッセージでもあり、ポグバの移籍額を吊り上げようとしているのではないだろうか。
ユベントスとしても、フリーで獲得したポグバに対し、7000万ユーロ以上のオファーが届けば、放出を検討する可能性は大いにあるだろう。現在、世界最高の中盤と称されるほど、ハイクオリィであるユベントスの中盤。実際、彼らの働きによって試合を支配し、セリエAにおいて圧倒的な強さを見せているのは言うまでもないことだ。そんな中盤の一角であるポグバの放出など、ほとんどのユベントスファンは望んでいないだろう。
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