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「プレーを楽しみつづけたい」

バルセロナで出場機会の少なさに苦しむMFイヴァン・ラキティッチ（31）。

今冬のユベントス移籍も噂されるこの31歳だが、クラブでの待遇に不満を抱いているようだ。

スペイン紙『SPORT』は現地時間12日、同選手のコメントを伝えている。

MFフレンキー・デ・ヨング（22）の加入以降、ベンチを温める時間がつづくラキティッチは「とても悲しいよ」

「例えば僕の娘がおもちゃを取り上げられたとしよう。そしたら彼女たちはどう思うかな？」

「それと同じさ。僕はボールを取り上げられてしまった」とその複雑な心情を吐露した。

また、「監督やクラブの決断は尊重するし、理解している。でも僕はこの5年間でチームにおおくを捧げてきたつもりだし、キャリアのピークもここで迎えた」

「僕が求めているのは『楽しみつづける』ということ。これが一番重要なんだ」

「僕は38歳じゃない、まだ31歳だ。それにいま、自分はベストな状態にあると感じている」と語り、ブラウグラナ（バルセロナの愛称）にリスペクトを示しつつも本心を打ち明けた。

ラキティッチとバルセロナとの契約は今シーズンいっぱいで満了を迎えるため、フリーでの放出を避けるべく、クラブ側は今冬にも同選手を移籍させる可能性が浮上している。

ユベントスはかねてよりこのクロアチア代表に注視しているとされているが、果たしてこの一件はどのような結末を迎えるのだろうか。